昨日の超特急のような一日から一転して年始らしい落ち着いた今日。ずーっとデスクワークして、19時半には会社を出、ヒットメーカーの笹原室長とふたりでもんじゃ焼き&お好み焼き&焼きそばを食べながら、また仕事絡みの話を延々としていたり。何かすっごく面白いことやって、みんなに楽しんでもらって、会社が儲かるような……あーだこうだと語り合う男二人(笑)。

といった一日だったので、今日は懐かしい映画のお話をひとつ。僕の大好きな映画監督ビリー・ワイルダーが1945年に撮ってアカデミー賞を受賞したモノクロ映画『失われた週末』を最近DVDで見ました。主人公は売れない小説家。思うように筆は進まないし、自分自身に誇れるものはないし……と、ついつい酒に逃避するうちにすっかりアルコール中毒になってしまった主人公。そんな彼を恋人は一生懸命に救おうとするが、彼はそんな思いやりや現実から目をそむけるためにアルコールに逃げ続け……。という、かなりシリアスな映画でした。

それにしてもやはりすごいと思うのは、よくできた映画は60年とか経って初めて見てもやはり面白いってこと。このDVDが1500円で買える世の中って、本当に映画好きには恵まれた時代だな〜と思います。学生の頃、自分の好きな映画をもう一度見たくて、毎度毎度情報誌を買ってきては日本全国どこかの映画館でその映画がリバイバル上映されていないかチェックしていた頃が懐かしいです。

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