今朝、「週刊ファミ通」を見ていると「SEGAAGES2500シリーズ」としてPS2『テトリスコレクション』が発表されていた!! 内容は、1988年以降しばらくの間、アーケードゲームとして大ヒットを記録したセガの『テトリス』アーケード版と、そのアレンジゲームとして同じくアーケードに登場した『フラッシュポイント』『ブロクシード』が全部入っているという新作ゲームだ。発売は、今年の9月28日。

一般の人にとって『テトリス』といえば、ファミコンやゲームボーイを思い出すゲームなのだと思うが、実は旧いセガファンにとっては『テトリス』こそは、まさに"忘れもしない"思い出のゲームだ(笑)。

1989年春、アーケード版『テトリス』のメガドライブ移植版が発売される(はずだった)日に店頭に行ったセガファンは、「諸事情により発売が突如延期されたこと」を知る。その後、『テトリス』の版権を巡る裁判だとかいろいろな事件が起こり、最終的にメガドライブ版『テトリス』は発売中止になってしまうのである。そのときのセガファンの怒りと悲しみたるや……と、まぁ実にドラマティックな歴史を持つのがセガ版『テトリス』なのである。

今回は、その幻となった「メガドライブ版」も収録ということで、永年にわたるセガマニアの夢が遂に現実になるわけであるが、17年遅れの発売に、17年分の歳をとってしまったみんなはどんな感想を抱くのだろうか?(もしや、すでにゲームで遊ばなくなってるだろうか?)

そして、このセガ版『テトリス』が発売されるプラットフォームがPS2(=他社ハード←この言葉さえ既にヘン…)だということも、なんとも17年の歴史を感じさせる事実である。むむぅ。

でも、アーケードの『テトリス』シリーズ3作が自宅でいつでも遊べることは素直に嬉しい。特に『テトリス』と『ブロクシード』はBGMも大好きだしね。今でもたまにサントラCD聴いてたりする(笑)。

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