出張の荷作りをして、日本時間で朝7時に自宅を出発! 成田空港には9時に到着し、チェックインのために長蛇の列に並ぶ。両替でも並ぶ。出国審査でも並ぶ並ぶ。……結局、搭乗口に辿り着く頃にはフライト時間の11時直前になってましたよ。

時差対策のため飛行機で必ず眠ろうと、前夜睡眠三時間で臨んだ空の旅でしたが……結局てんで眠れず、日本時間の午前2時に真っ昼間のニューヨークに到着。機内では、途中から開き直って映画を4本もみちゃいました。 ずっと見たかった『プロデューサーズ』と『ナイロビの蜂』には大満足し、それでもまだまだ時間が余ってるのでリメイクされた『ピンクパンサー』と、テレンス・マリック監督の『ニュー・ワールド』。久々の映画三昧は、20代の頃よくいったオールナイト映画5本立てを思い出した(笑)。

それからホテルへ移動してチェックインしてなんだかんだとやってたんだけど、一通り落ち着いたところで17時(日本時間で午前6時…)から、NYの街を散策することに。「今ならまだ間に合う!! 明日以降は開館時間に自由行動できないし」と、まず向かったのはニューヨーク近代美術館(MoMA)。受付で「あと30分で閉館だからやめれば?」と言われながらも20ドル支払って入館。全部で6階ある美術館を6階から順にダッシュで見る。まさに「視野に入る全体を見ながら駆け抜ける」って感じ。

でも、モネの『睡蓮』(←すごくでかい!)やゴッホの『星月夜』、リキテンスタインやウォーホルやジャスパー・ジョーンズの諸作品を自分の目で見ることができたことにはちょっと感激。30分であっても行って良かった。今度行くときはしっかり&じっくり見たいけどね……。

その後、トランプ・タワーやティファニーを眺めながら5番街を北上し、有名なおもちゃ屋さん「F.A.O.シュワルツ」へ。それから今度は6番街を南下し、ラジオ・シティ・ミュージックホールやロックフェラー・センターなど有名な建物を次々と見る。睡魔と疲労感にヘトヘトになりつつ、止まると寝そうなので、とにかく歩き続けてタイムズスクエアまで辿り着く。ざっと外観を見てるだけなんだけど、昔から映画の中で見慣れた風景を直に見られて嬉しい。

その後、チャイナタウンまで移動して「ジョーズ・シャンハイ」(9 pell St.)というお店で超美味な蟹の小龍包をいただく。NYに発つ前に「僕はこの店に行くだけにNY行きたいくらい。絶対いけよ!と命令口調になるほどの店です。絶対いけよ!」と薦められていたので、とにかく初日に行ってみた(笑)。実際にすごく美味しいので、みなさんもNYにお越しの際には是非!!

というわけで22時(日本時間で午前11時)。日本とちょっと連絡を取って、メールをいくつかやりとりして、長い睡魔との戦いに終止符を打ちます。ホント、今日は何度も落ちそうになったなぁ……。おやすみなさい。

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