本日は「セガ コンシューマ戦略発表会 2006」が都内ホテルで実施されました。このところコンシューマ事業部の動向に疎い私としては、新鮮な話題がいっぱい聞けるのだろうと情報収集のために出席しました。同時に、僕の異動のことを知らない方がまだ多いので、メディアや販売店の方にご挨拶するのも兼ねて……。

年末から来春にかけてのセガの現世代機および次世代機のソフトラインナップについてプレゼンがなされ、プレゼンの終了後には別室で実際のゲームがプレイできるという発表会。PS3では『バーチャファイター5』『Power Smash 3』『宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLFCLUB』が実際にプレイできました。Wiiは残念ながら映像出展。

「VFで家庭用への初の完璧移植ですよ、これ!」と興奮気味に語られていた『バーチャファイター5』は、実際すげーなと思った。アーケード版で「すごいピカピカやな」と思った映像がそのままPS3で動いてる。移植の際にここを削って……みたいな印象が微塵も感じられなくて、単純に感心。それは『Power Smash 3』でもまったく同感で、たいしたもんだのグラフィックのテニスゲームが家庭で気軽にプレイできるようになるんですね〜。PS3買った人の定番になりそうな両タイトルです。

ま、その他にも書ききれないくらいいろんなソフトが紹介されたので、そのあたりは「セガ公式サイト」でぜひチェックしてくださいませ♪

というわけで、今日読んだ本、生田紗代のデビュー作『オアシス』。ある日、自転車が盗まれ、フリーターの主人公は必死に自転車を探す。彼女の家庭は父親の単身赴任を機に母親が家事を放棄し、社会人の姉と共に母親を「粗大ゴミ」と言いながら食事の世話などをしている。自転車は見つからない。母が良くなる気配はない。……そんな日常を淡々と描く小説。

「面白い!」とも思わなかったけど、別に悪くも感じなかった。文章は読みにくくないし。なんかこう、他人の生活を横から覗いてしまった感あふれる作品でした。

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