恋を組み立てる

2006年9月20日
今日は社内外いろいろ難しいミーティングが多くて、それだけで1日が終わっちゃった。こういう案件をきっちり処理していくのは(僕の好きな)モノ作りとはかけ離れているけど、これもまた大切な仕事なんだよなぁ……。

野沢尚著『ふたたびの恋』に同時収録されていた2作品(『恋のきずな』『さようならを言う恋』)と、遺作となったプロットを昨日・今日で読了。

『さようならを言う恋』は、子供の死をきっかけに離婚してしまった夫婦の再会を描くお話なんですが、実際に子供を持ってから読んでいるとチラチラとわが身に置き換えて考えちゃって非常に重たいですねー。困ってしまう。

『恋のきずな』は、構成が非常にうまく、ドキドキしちゃうお話でした。巧いなぁ〜。

遺作となったプロットも、作者がどうやって小説を組み立てていったかという謎に触れることが出来るもので、なんだかちょっと胸が痛くなりました。

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