音の記憶

2007年1月8日
今日もだいたいの時間は長女と一緒に遊んでいたのですが、途中DVDで映画を一作見ました。コーエン兄弟の1995年作品『未来は今』です。

この映画を見ると、しみじみとこの監督の画作りの巧さを感じます。絵の撮り方や繋ぎ方が、もう見事というしかない。笑っちゃうほどのところもあるけど(笑)。最近の作品でも画作りが巧みだとは感じるけど、『未来は今』ほどに"天才"や"奇蹟"を感じさせはしないなぁ。

最後の方でファンタジーになるのは好き嫌いが別れると思うけど、全体としてはユニークで楽しいコメディー作品。僕はかなり好きな作品です。

ユニークなコメディといえば、コーエン兄弟+サム・ライミ脚本の『XYZマーダーズ』がDVDになってほしいなぁ……。LDは持ってるけどさ(苦笑)。

と、書いていたら『XYZマーダーズ』が懐かしい気持ちでいっぱいになってきたので、久々にLDで見てみる(笑)。安っぽい映画ではあるけど、いちいち細かいギャグが入れてあるのが可笑しい。

でも、自分で一番驚いたのは、この映画に関する「音の記憶」だった。画のつながりよりも音のつながりが何故か記憶に残っていて、場面場面の音を聞いているうちに次の音が頭の中に蘇ってくるのだ。これは不思議な体験だった。音のつなげかたが印象的に作られているということだろうか???

……というわけで、明日からいよいよ"通常営業"ですね。がんばろう、2007年!

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