上手に嘘をつく映画

2007年3月12日
今日もふつーにいろいろありましたが、まぁ、あせらずいっこずつ片付けるとゆーことで(笑)。しまっていこ〜っ!

今夜は会食もなく、やや早めに帰宅したので、昨日の続きで『シモーヌ』を最後まで見ました。

わがままで高飛車な売れっ子俳優に嫌気がさしてCGの女優を使って映画を撮ってみたら大成功!! ……というお話を、どのように展開して、どのように決着させるのか"お手並み拝見"な『シモーヌ』なんですが(笑)。

ヘタをするとどうにもなんない映画になりそうだなーとか、まさか途中でファンタジーになっちゃわないよね!?とか、いろいろ心配しながら見ていたところ、なんか結構ギリギリのセンを巧くついて、いい感じに仕上がっているので驚いた。映画を見ながら「ここでこうなっちゃったら嫌だなー」と思った予測はことごとく回避し、ウソなんだけど、あからさまにウソっぽくないところに着地してるからすごいなーと感心。

アル・パチーノがうらぶれた映画監督を演じているのも楽しかった。CGの役を演じたレイチェル・ロバーツも、なかなか素敵だ。

ちなみに、監督のアンドリュー・ニコルは、あの名作『ガタカ』を撮った人物です。

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