七回忌

2007年3月17日
青空の下、大阪までやって来ました。昨日3月16日は大川さんの七回忌。休みが取れたら昨日来てたんだけど、ちょっと無理だったので(笑)、1日遅れてお墓参り。

しかし、もう「七回忌」になるんですよねぇ。お墓の前で、いろんなこと思い出して、いろんなこと考えちゃった……。

往復の新幹線の中では、例のポータブルDVDプレイヤーを使って映画を2本見ました。レン・ワイズマン監督『アンダーワールド』『アンダーワールド2 エボリューション』のシリーズ2本立て。

黒のレザースーツを着たケイト・ベッキンセールが月をバックにカッコよくポーズをつけている映画です。僕が一番良く知っているケイト・ベッキンセールは『セレンディピティ』って恋愛映画の人なので、まるで別人(爆)。ただ、特に1作目、衣装も映像のイメージも明らかに『マトリックス』を見てる気持ちになっちゃうのだけは微妙な感じだったなぁ……。

映画のストーリーは、吸血鬼一族と狼男一族の長年にわたる戦争を描くという、そのテの映画が好きな人には捨てがたい内容になっています。しかも、1作目と2作目が完全にリンクしているので一挙に見た方がきっと良いです(←そういった意味で、今回イッキ見してよかった!)。俳優は皆、なかなかの名演です。CGも使いつつ、アニマトロニクスなど昔ながらの特撮を多用した画作りは臨場感あふれ、愛情もあふれて(笑)とっても素敵です。

でもねー。特に2作目に入ってから特に感じるのだけど、背景ストーリーがいろいろ面倒な話なんですよ。しかも、えらく作り込まれた複雑な設定なんだけど、つきつめてみると「それって、つまり痴話喧嘩?」って内容だったりするのだ。

全体に"勢い"があるだけに、もうちょっとうまい設定にできないもんなんだろーかと考え込んでしまいました(苦笑)。世界中を巻き込むスケールのデカい"種族争い"かと思いきや、蓋を開けてみればこの程度のスケールの戦いだったの!?みたいになっちゃうのが残念すぎます……。

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