良い環境で良い仕事！

「仕事ちゃんとやる」を当然の前提として、の話なんですが。その上で、仕事をする人のモチベーションアップをいつも考えます。

例えば「有給休暇」。毎年何日は給料をもらってお休みがとれることになってます。でも、世間一般に、なかなか簡単に休みは取れないですよねー。年度末になると「ああ、今年も有給休暇が消えちゃうなぁ……」って話題をよく聞きます。

旧来の日本の美学的見地では、「取って良い休みも取らずに働き続けることが美しい生き様」だったのかなーと思うし(←僕自身もそう思って生きてきた)、それが日本の成長の原動力になった…のかもしれない。でも、少なくとも今の時代は違う。昔の視点で見ると「日本もぬるくなったな〜」と思われるかもしれないけど、やはり、今は違うのだ。

では、「有給休暇」を「当然、取るべきもの」とするとき、「忙しくて休んでる余裕がない」という状況は打破せねばならない。ということは、その個人にかかる業務量を調整しなければならないってことですよね。

つまり、マネジメントする人間は、「指定された休日を除く勤務すべき日数−有給休暇の日数」の間にできる業務を各スタッフに与えれば良いってことになるわけか。さすれば、「有給休暇の消滅」は避けられるはず。しかし、「人それぞれのこなせる業務量×労働日数」を全員分把握して仕事を分担するなんて、非常に高度なパズルゲームのようだ。

とか何とか、「休み」ひとつにしてもいかにしてスタッフに上手に使ってもらうか、いかにして使いやすい環境を作るかに腐心する日々。でも、モチベーションアップは「休み」だけじゃなく、仕事する「環境」や、他の社員との「人間関係」や、「給料」とか「仕事の内容」とか多岐にわたるので、いろんなことをぐるぐる考えちゃうのです。