そして渡されたバトンには「より深く考えろ」と書かれているのです
2004年3月13日 映画ネット通販でドカドカと申し込んでいたDVDがドカドカと届く土曜の朝。棚の容量が限界を超えて、そこからはみ出したDVDは壁際の床にズラーッと並べられている。が、ここも終わりが見えてきた。次はどこにどう置けばいいのか!?(図書館に住みたい……)
TVをつけてたら「今日からジョン・ウー監督の『ペイ・チェック』が公開」と言ってる。予告編はつまんなかったが、フィリップ・K・ディックの原作というのは心に引っかかる。主演のベン・アフレックは好きじゃないが、共演のウマ・サーマンは好きだな……。今日は『イノセンス』を観に映画館に行くので、そのついでにタイミングよく観れる時間帯なら……と上映スケジュールを見たら、なんとドンピシャな上映時間があるではないか!! 「これは縁だな!」と、早速ネットで座席予約。
慌てて準備して家を飛び出し、電車に乗って映画館へえっちらおっちら。さて、『ペイ・チェック』なんですが、予想を裏切ってなかなか面白い映画でした。そんなわけねーだろ!?と思うところもあるけど、物語の筋立てとしてはなかなか興味深い工夫があって、原作と脚本の良さが際だっています。ちょっとした推理モノっぽい観客の引っ張り方ができているのがこの映画の強みですね。
そして、押井守監督の『イノセンス』。相変わらず早口で哲学的な言葉をどんどん引用していく展開には必死で付いていくしかなくて、物語としてのエンターテイメント性が高いかというとちょっと疑問だけど(←一言で表現すると、お話がわかりにくいってことね…笑)、ビジュアル表現と音と世界観の構築は圧倒的で、作品全体のエンターテイメント性は非常に高いと言わざるを得ない。"ふんだんに予算をかけた最高に贅沢な哲学書"って感じでした。
TVをつけてたら「今日からジョン・ウー監督の『ペイ・チェック』が公開」と言ってる。予告編はつまんなかったが、フィリップ・K・ディックの原作というのは心に引っかかる。主演のベン・アフレックは好きじゃないが、共演のウマ・サーマンは好きだな……。今日は『イノセンス』を観に映画館に行くので、そのついでにタイミングよく観れる時間帯なら……と上映スケジュールを見たら、なんとドンピシャな上映時間があるではないか!! 「これは縁だな!」と、早速ネットで座席予約。
慌てて準備して家を飛び出し、電車に乗って映画館へえっちらおっちら。さて、『ペイ・チェック』なんですが、予想を裏切ってなかなか面白い映画でした。そんなわけねーだろ!?と思うところもあるけど、物語の筋立てとしてはなかなか興味深い工夫があって、原作と脚本の良さが際だっています。ちょっとした推理モノっぽい観客の引っ張り方ができているのがこの映画の強みですね。
そして、押井守監督の『イノセンス』。相変わらず早口で哲学的な言葉をどんどん引用していく展開には必死で付いていくしかなくて、物語としてのエンターテイメント性が高いかというとちょっと疑問だけど(←一言で表現すると、お話がわかりにくいってことね…笑)、ビジュアル表現と音と世界観の構築は圧倒的で、作品全体のエンターテイメント性は非常に高いと言わざるを得ない。"ふんだんに予算をかけた最高に贅沢な哲学書"って感じでした。
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