午前中に「週刊ファミ通」の記事校正を80%終えて、午後は『サクラ大戦 ディナーショウ 2004 巴里のクリスマス』の顔合わせに行って関係者の皆さんにご挨拶。最近めちゃめちゃ忙しい広井さんに久々にお会いしてPS2『サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜』の進捗などお話しする。

帰宅途中、忙しさでやさぐれかけた心を癒すため(!?)某カメラ量販店のDVD売り場を端から端まで1時間ほど眺めてまわり、ドリス・デイ・コレクションとか『閉ざされた森』とか『フロム・ザ・ダークサイド』とか9枚もDVDを購入。そんなに買ってホントに見るのかよ!?(←多分、見ません…)

帰宅して記事校正の続きを終わらせ、次に『コンティニュー』の連載原稿に取りかかるが、前回同様、内容に迷いを生じて筆が進まず。困ったなぁ……。

全然話は変わりますが、『ランゴリアーズ』が非常に面白かったので、続けてスティーヴン・キングを読もうと『ジェラルドのゲーム』を読み始めたところ、プロットは面白いんだけどキング特有のくどいほど詳細な描写がしんどくてなかなか前に進まず(泣)。あまりに辛いので気分転換に唯川恵の直木賞受賞作品『肩ごしの恋人』を読んでみたらスラスラ読めた。いやはや。
今日も小雨が降ったりしつつ曇りがちな天気だったが、昨日に較べると寒さは全然マシだった。だから、外出して食事したり、バッティングセンターで打撃練習したり、スーパーで一人用鍋セット(←便利な時代ですねぇ…)を買ってきて石狩鍋したりと、なかなか充実した1日。

PS2『サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜』の発売に向けていろいろ考えないといけないことがあるので、復習がてらドリームキャスト版を最初からプレイ。今日、夜までに6話まで進めました。かなり久々にプレイしてるので細かい部分を覚えてなくて、その分新鮮に遊べたりして。現時点ではコクリコとグリシーヌに好かれている大神隊長です(笑)。

ところで、スティーヴン・キングの、『秘密の窓、秘密の庭』を読了しました。映画とは●●が違うんですね。それはそれとして、さすがに小説だけあって、いろいろと細かい伏線や書き込みがあり、なるほどまとまった物語でした。筋も通ってるしね。でも、映画を先に見てオチがわかっているだけに、文章上の騙しのテクニックを味わえないのが残念。映画が中途半端なだけに、先に小説を読んでおけばよかったなぁ〜と反省しきりです。
ひどい雨ですね〜っ。メール便で届いたDVDの外装がベシャベシャです(泣)。ちなみに、そのDVDはピーター・グリーナウェイ監督『コックと泥棒、その妻と愛人』だったりします。

そういえば、最近、久々にスティーヴン・キングの著書を読んでいます。短編小説集『第四解剖室』と『幸運の25セント硬貨』を続けて読んでいたら、特に身近にも感じられない設定が続々登場するにも関わらず、それぞれの話のシチュエーションがとても面白く感じられるのが不思議だな〜と思いました。さすがはベストセラー作家です。突拍子もないシチュエーションを描いていても多くの人に面白く読ませてしまうこの描写力やプロットの立て方こそが"作家"なんだと、改めて感じさせられました。

自分は文章を書くのが好きだといってても、まだまだ全然修行が足りないなぁ……。(←別にスティーヴン・キングと比較してるわけじゃないですよ〜・苦笑) 以前にも書いたけど、今年の目標のひとつだった「中編小説をひとつ書く」というテーマは、まったく達成されずに10月を迎えています。うーむ。
今日は外出案件がたくさんあって、ずーっと外にいました。約1月後に掲載される記事のインタビューも受けてきたよ!

そんな中、「大沢在昌と宮部みゆきが二人で並ぶサイン会は滅多に見れませんよ〜」と誘っていただいたサイン会にも打ち合わせついでに立ち寄り、お二人のサインをいただいてきました(笑)。

大沢オフィスの忘年会とか京極夏彦さんの直木賞受賞パーティー打ち上げとか、そんな機会にしか会わない各出版社文芸出版系の方々にも続々と再会!! みなさん、僕のことを「歌の人」と呼ばれます(苦笑)。

ま、そんな中でもいろいろな話が出てきたんだけど、実現できるかできないかは今後の工夫とがんばり次第ってことで。

せっかく知り合えた人々と、何か面白いことができたらいいな…と、そんなことばっか考えてる竹崎なのでした
朝一番から「個人ホームページ」と、同じく携帯向け個人ホームページを更新。メニュー構成とかいろいろといじったので正午までかかってしまった。

と、こんなことしてちゃ「次世代ワールドホビーフェア」初日が終わってしまう!! 今すぐ出発せねば! と、ドタバタと幕張へ。

幕張は遠いので、行きの電車の中でくだんの『パイロットフィッシュ』を読了。情景描写とか状況の作り方、伏線の張り方、台詞のひとつひとつ…いろんな要素が何重にも素敵に組み合わされた、とても好感が持てる小説だった。

「次世代ワールドホビーフェア」会場では各社のブースをざっと見て回って知り合いに挨拶し、セガブースで特販企画部のスタッフから『ムシキング』の最新バインダーを購入してきました(笑)。

幕張の駅前ビルの本屋に立ち寄り、その店で『パイロットフィッシュ』の横に並べられていた本、盛田隆二著『夜の果てまで』を購入し、それを読みながら特急電車に揺られて帰宅する竹崎なのでした。
それにしても初夏のような良い天気がずーっと続きますね。梅雨の中休みとかいって、結構長いな。この後またあの曇り空の日々が続くのかと思うとちょっと悲しいですね……。

ここしばらくのドタバタな日々は、GBA『シャイニング・フォース 黒き竜の復活』のプロモーション仕込みが峠を越えたことと、まさに佳境のPS2『サクラ大戦V EPISODE 0 〜荒野のサムライ娘〜』のプロモーション仕込みをキング今井&大崎さんコンビがヘルプしてくれたことで少し緩和され、物事を考える余裕が出てきました。ありがたいことです。

そういえば、GBA『シャイニング・フォース 黒き竜の復活』で何かもうひとつだけでも変わったことやりたいな〜と思って相談していた企画が実現できそう。めっちゃ嬉しい! 今、その実現に向けて全力疾走中(笑)。

ここ数日、電車の移動時間に読んでいるのが大崎善生著『パイロットフィッシュ』なんですが、この中で『旅路の果て』からの引用として「どんなに長い長い旅にも必ず終わりがくるということに似ている」という言葉が書かれていました。なんか、この言葉、すごくいいなぁ……。
午前中は数字の会議。大人数で数字とにらめっこ。その後、メールでいろいろやりとりしたり、打ち合わせしたり、PS2『サクラ大戦V EPISODE 0 〜荒野のサムライ娘〜』のチェック体制のミーティングしたり。そして、夜は某出版社でずっと一緒に仕事をしている人と広井王子さんと一緒に食事して、いろいろな話をする。やっぱ広井さんの考えていることは面白い。"人種"が違う(笑)。そして、素晴らしき人生の先輩。でも、まったく違うところでは僕の方が得意な部分もある……に違いない(苦笑)。いろんな"人種"が集まって初めてできる仕事ってのもあるはずなんで、がんばりたい、なんてね。

野沢尚著『深紅』を読了。一家惨殺事件の中でたまたま生き残った一人の娘と、死刑判決を受けたその殺人犯の一人娘。苦しみや悲しみや憎悪を心に封じ込めて生きている二人があるとき出会って……というのが大筋なんですが、なかなか重たい、でも「これから二人がどうなるのか!?」と気が気じゃない小説で、先を急いで読んでしまった。久々に、途中を飛ばして結末を読みたくなる誘惑に襲われた、なかなかの小説でした。

明日からは、友達に強く薦められた桐野夏生著『グロテスク』に挑戦。なんか嫌な予感……。
カスタマーゲートウェイ部会の後、請求書を作ったり、雑誌向けのコメントを書いたり、人事関連の相談をしたり……そして、外出。

夜は、"最近考えている企画"について友達とその友達と一緒にブレスト。少しずつ形が見えてきているんだけど……。もうちょっとかな〜(笑)。考えているものをすべて実現しようとすると規模が大きくなりすぎるので、一旦テストで小規模にやってみるのが手かなぁと思い始めた。

でも、この企画を実現するためには別途、技術的なシステム部分の検討もしなきゃいけないので、ちょっと大変だうーむ。あ、この企画、ゲームじゃないので!

芥川賞作品『蛇にピアス』(金原ひとみ・著)読了。アタマの数ページを読む間に、あまりに"痛くて"、心臓バクバク冷や汗タラタラ……。こういう痛さは苦手だ。でも、息も絶え絶えになりながら(苦笑)最後まで読んだ。独特の雰囲気と冷めた空気をまとった小説。若いのに凄いな。でも、この作家の次作を読みたいかと訊かれると……。あー、痛かった! まいった!!