人生の下り坂にさしかかった人達へ
2005年3月5日 映画アカデミー賞にノミネートされたのをきっっかけに情報を集め始めて、「これは公開されたらすぐ観に行こう!!」と楽しみにしていた映画『サイドウェイ』がいよいよ本日公開となりました。
こんなに今日という日を待ってたのに、朝から情報番組で『サイドウェイ』について「これまで全力で走ってきて、今は下り坂にさしかかった中年の人にピッタリの映画ですよ〜」とか言われると、ちょっと観に行く気分が失せてしまったり(爆)。オレハ・イマモ・ゼンリョクシッソウダヨ……みたいな(苦笑)。
と、まぁちょっとめげそうになりながらも映画館に行って来ました。
『サイドウェイ』なんですが、来週結婚する親友と二人、彼の結婚前の最後の一週間を男同士で楽しく旅するお話なのですが、その旅行の中で主人公が自分の人生を少しずつ考え直していくという映画です。どちらかというと、"映画を見ている"って感覚よりは、"どこかのバーでふと出会って何故か意気投合した男と一緒に酒を飲みながら彼の身の上話を聞いている"ような、そんな感覚の作品でした。で、心地よく酔って、別れ際に「また会う機会があったら一緒に飲もうぜっ」って感じ(笑)。
大層に感動する映画ではないのだけど、小気味良い時間を過ごせた作品。でも、実は事前情報を集めていたときには、もっともっと主人公の気持ちにシンクロして感動できる映画なんじゃないかって期待していた部分もあったので、意外とアッサリした後味でした。それが、上に書いたような"自分の話じゃなくて他人の話"って感触だったのだと思います。あ、でも、良い映画ですよ!
さて、そんな『サイドウェイ』の主人公はワインが大好きで、映画の中でもあちこちのワイナリーに行っては試飲を繰り返し、うんちくを語ったりするのですが、彼の「ピノ・ノワール」(という葡萄の種類)について熱く語った台詞がなかなか素敵だったので、帰り道に奮発してアメリカ産のピノ・ノワールの1万円弱するワインを買ってきて、夜、映画の台詞を思い出しながら飲んだのですが、高いワインのせいか(?)非常に酸味と渋みが強くて自分にはちょっと合わなかった〜(苦笑)。もちろん、ピノ・ノワールがすべてそうだって訳じゃないですけどね。
そうそう。以前から思ってたんですが、ワイナリーを回ってみたい気持ちがこの映画のおかげで、また強くなりました。いつか仕事が落ち着いたら…きっと……。
こんなに今日という日を待ってたのに、朝から情報番組で『サイドウェイ』について「これまで全力で走ってきて、今は下り坂にさしかかった中年の人にピッタリの映画ですよ〜」とか言われると、ちょっと観に行く気分が失せてしまったり(爆)。オレハ・イマモ・ゼンリョクシッソウダヨ……みたいな(苦笑)。
と、まぁちょっとめげそうになりながらも映画館に行って来ました。
『サイドウェイ』なんですが、来週結婚する親友と二人、彼の結婚前の最後の一週間を男同士で楽しく旅するお話なのですが、その旅行の中で主人公が自分の人生を少しずつ考え直していくという映画です。どちらかというと、"映画を見ている"って感覚よりは、"どこかのバーでふと出会って何故か意気投合した男と一緒に酒を飲みながら彼の身の上話を聞いている"ような、そんな感覚の作品でした。で、心地よく酔って、別れ際に「また会う機会があったら一緒に飲もうぜっ」って感じ(笑)。
大層に感動する映画ではないのだけど、小気味良い時間を過ごせた作品。でも、実は事前情報を集めていたときには、もっともっと主人公の気持ちにシンクロして感動できる映画なんじゃないかって期待していた部分もあったので、意外とアッサリした後味でした。それが、上に書いたような"自分の話じゃなくて他人の話"って感触だったのだと思います。あ、でも、良い映画ですよ!
さて、そんな『サイドウェイ』の主人公はワインが大好きで、映画の中でもあちこちのワイナリーに行っては試飲を繰り返し、うんちくを語ったりするのですが、彼の「ピノ・ノワール」(という葡萄の種類)について熱く語った台詞がなかなか素敵だったので、帰り道に奮発してアメリカ産のピノ・ノワールの1万円弱するワインを買ってきて、夜、映画の台詞を思い出しながら飲んだのですが、高いワインのせいか(?)非常に酸味と渋みが強くて自分にはちょっと合わなかった〜(苦笑)。もちろん、ピノ・ノワールがすべてそうだって訳じゃないですけどね。
そうそう。以前から思ってたんですが、ワイナリーを回ってみたい気持ちがこの映画のおかげで、また強くなりました。いつか仕事が落ち着いたら…きっと……。
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