ギャラクシーフォース:記憶の移植
2007年5月18日最近の(セガマニア的には好感度が高い)「SEGA AGES 2500シリーズ」をプロデュースしている奥成くんのところに寄ってきた。同じセガ社内でもビルが離れてしまったので、なかなか普段からはお互いに様子が見えなかったりする。
奥成くんのデスクでは、2007年7月26日に発売予定のPS2『ギャラクシーフォース? スペシャル エクステンデッド エディション』が動いていた。『ギャラクシーフォース』といえば、僕がセガサターンの「SEGA AGESシリーズ」に広報&企画として参加していたときに、「セガサターンで完全移植したい!」と某開発会社(←素晴らしい完全移植技術で名の知れた会社)にお願いしたら、「ギャラクシーフォースはセガサターンでは完璧な移植は無理です」と断られた思い出深いゲーム(←この会社のこういった心意気もまた素晴らしかった)。
結局、他の会社にお願いして、"完璧ではないけど、セガサターンなりにがんばった移植"をしてもらったのであるが(←これはこれで、やっとそれなりにちゃんとした『ギャラクシーフォース』が発売できた!! と、当時大喜びだったのだ……)、今回はPS2だからきっとアーケード版に遜色ない移植ができるんだと思う。実際、ちょっと遊ばせてもらったけど、良くできていると感じた。
「感じた」って言うのは、「じゃあ、アーケード版のグラフィックがどれだけのものだったか?」と訊かれると、実は完璧に記憶されているわけじゃないんですよね(苦笑)。初めてアーケードで見た『ギャラクシーフォース』には圧倒されて「すげー! さすがセガ、またやってくれたぜ!!」ってヤングサラリーマンな頃の竹崎は感動しまくっていたわけですが、その印象が鮮烈すぎて記憶は美化されていたりするのです。
今日も奥成くんと話していたのですが、「当時のアーケードの映像そのまま」を見せると多くの人は「あれ、こんなだったっけ!?」と返してくる。でも、最新技術でアレンジしちゃうと「これはあのゲームじゃない!!」になる。ということで、開発コンセプトとしては、「当時、そのゲームが好きだった人の美化された記憶に残っているゲームを再現する」ということを大切にしているそうです。確かに正しい!(笑)
そんなわけで、今回のPS2『ギャラクシーフォース? スペシャル エクステンデッド エディション』でも、アーケード版完全再現バージョンに加えて、グラフィックをさらに向上させた「NEO CLASSIC」モード(ゲーム性はそのままに、高解像度化対応、16:9スクイーズ・ワイド画面対応、半透明処理による立体表現の向上などの改良を施したグレードアップバージョン)を収録。
さらにマニアックなオマケとして、メガドライブ版と海外向けマスターシステム版も収録するってことです。素晴らしいなぁー。もちろん、僕はシンガポールで買ってきた海外向けマスターシステム版も持ってるんですけど(←持ってる方がヘン???)、税抜2500円でこれだけ『ギャラクシーフォース』を遊び尽くせるなら、コレクターズ・アイテムとして持っておきたい1本ですよね。
というわけで、奥成プロデューサーにはさらに「SEGA AGES 2500シリーズ」を極めていって欲しいと願っています。ちゃんと採算が合うだけ売れてシリーズが続くといいなぁ……(←セガサターンのときもこれが大変だったからなぁ……苦笑)。みなさんも、応援してあげてね!
奥成くんのデスクでは、2007年7月26日に発売予定のPS2『ギャラクシーフォース? スペシャル エクステンデッド エディション』が動いていた。『ギャラクシーフォース』といえば、僕がセガサターンの「SEGA AGESシリーズ」に広報&企画として参加していたときに、「セガサターンで完全移植したい!」と某開発会社(←素晴らしい完全移植技術で名の知れた会社)にお願いしたら、「ギャラクシーフォースはセガサターンでは完璧な移植は無理です」と断られた思い出深いゲーム(←この会社のこういった心意気もまた素晴らしかった)。
結局、他の会社にお願いして、"完璧ではないけど、セガサターンなりにがんばった移植"をしてもらったのであるが(←これはこれで、やっとそれなりにちゃんとした『ギャラクシーフォース』が発売できた!! と、当時大喜びだったのだ……)、今回はPS2だからきっとアーケード版に遜色ない移植ができるんだと思う。実際、ちょっと遊ばせてもらったけど、良くできていると感じた。
「感じた」って言うのは、「じゃあ、アーケード版のグラフィックがどれだけのものだったか?」と訊かれると、実は完璧に記憶されているわけじゃないんですよね(苦笑)。初めてアーケードで見た『ギャラクシーフォース』には圧倒されて「すげー! さすがセガ、またやってくれたぜ!!」ってヤングサラリーマンな頃の竹崎は感動しまくっていたわけですが、その印象が鮮烈すぎて記憶は美化されていたりするのです。
今日も奥成くんと話していたのですが、「当時のアーケードの映像そのまま」を見せると多くの人は「あれ、こんなだったっけ!?」と返してくる。でも、最新技術でアレンジしちゃうと「これはあのゲームじゃない!!」になる。ということで、開発コンセプトとしては、「当時、そのゲームが好きだった人の美化された記憶に残っているゲームを再現する」ということを大切にしているそうです。確かに正しい!(笑)
そんなわけで、今回のPS2『ギャラクシーフォース? スペシャル エクステンデッド エディション』でも、アーケード版完全再現バージョンに加えて、グラフィックをさらに向上させた「NEO CLASSIC」モード(ゲーム性はそのままに、高解像度化対応、16:9スクイーズ・ワイド画面対応、半透明処理による立体表現の向上などの改良を施したグレードアップバージョン)を収録。
さらにマニアックなオマケとして、メガドライブ版と海外向けマスターシステム版も収録するってことです。素晴らしいなぁー。もちろん、僕はシンガポールで買ってきた海外向けマスターシステム版も持ってるんですけど(←持ってる方がヘン???)、税抜2500円でこれだけ『ギャラクシーフォース』を遊び尽くせるなら、コレクターズ・アイテムとして持っておきたい1本ですよね。
というわけで、奥成プロデューサーにはさらに「SEGA AGES 2500シリーズ」を極めていって欲しいと願っています。ちゃんと採算が合うだけ売れてシリーズが続くといいなぁ……(←セガサターンのときもこれが大変だったからなぁ……苦笑)。みなさんも、応援してあげてね!
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