映画三昧
2007年7月1日今日は朝から一人で映画館に行って来ました。お目当ての作品は『ボルベール〈帰郷〉』と『ダイ・ハード4.0』。
まずは、『ダイ・ハード4.0』。本作が製作されると聞いたとき、正直「え〜っ、今さらまた作んの!?」という気持ちでした。確かに『ダイ・ハード』の1作目は名作だと思います。しかし、「2」「3」を見て、ブランクが空いて今さら「4」ってのは……(「2」「3」からして、そもそも1作目の面白さの本質を継承してないと思うし)。
そんな「まるで見たい気持ちにならないや!」ってのを覆したのは、『ダイ・ハード4.0』を請け負った監督でした。『アンダーワールド』の監督=レン・ワイズマンが、『ダイ・ハード』をいかに撮るかを見てみたいと思ったから!!
結果的には、ハラハラ・ドキドキの面白い映画に仕上がってました。でも、うまく表現できませんが、過去の『ダイ・ハード』テイストではなかったと思います。『アンダーワールド』テイストでもなかったけど(笑)。でも、劇場を埋め尽くした観客を、そこそこ充分楽しませる映画にはなっていました。
一方の『ボルベール〈帰郷〉』、これはなかなか凄い!! 宣伝で使われてる「『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』に続く、ペドロ・アルモドバル監督による最終章にして最高傑作!」ってキャッチコピーはどうかと思いますが(笑)、単品の映画として、非常に面白かった(タイトルは覚えにくいけど……ベルマーレ? バルベール? ボナメール? みたいな)。
ハリウッドに進出して、なんだか"普通の綺麗なお姉さん"っぽくなっていたペネロペ・クルスが、久々に"女優!!"って感じで逞しい母親を演じていて、これがよかった! 物語も「えええ〜っ」って展開ながら、意外な展開が実にきちんと物語として収束し、しかもなかなかエモーショナルな謎解きがされていく、なんとも綺麗に構成された脚本でありました。
もっと続きを見てみたいと思わせるところで終わるのも見事なフィニッシュ! 無駄がない。
ペドロ・アルモドバルの過去の映画を再び見直したい気分にさせられる映画でした。
まずは、『ダイ・ハード4.0』。本作が製作されると聞いたとき、正直「え〜っ、今さらまた作んの!?」という気持ちでした。確かに『ダイ・ハード』の1作目は名作だと思います。しかし、「2」「3」を見て、ブランクが空いて今さら「4」ってのは……(「2」「3」からして、そもそも1作目の面白さの本質を継承してないと思うし)。
そんな「まるで見たい気持ちにならないや!」ってのを覆したのは、『ダイ・ハード4.0』を請け負った監督でした。『アンダーワールド』の監督=レン・ワイズマンが、『ダイ・ハード』をいかに撮るかを見てみたいと思ったから!!
結果的には、ハラハラ・ドキドキの面白い映画に仕上がってました。でも、うまく表現できませんが、過去の『ダイ・ハード』テイストではなかったと思います。『アンダーワールド』テイストでもなかったけど(笑)。でも、劇場を埋め尽くした観客を、そこそこ充分楽しませる映画にはなっていました。
一方の『ボルベール〈帰郷〉』、これはなかなか凄い!! 宣伝で使われてる「『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』に続く、ペドロ・アルモドバル監督による最終章にして最高傑作!」ってキャッチコピーはどうかと思いますが(笑)、単品の映画として、非常に面白かった(タイトルは覚えにくいけど……ベルマーレ? バルベール? ボナメール? みたいな)。
ハリウッドに進出して、なんだか"普通の綺麗なお姉さん"っぽくなっていたペネロペ・クルスが、久々に"女優!!"って感じで逞しい母親を演じていて、これがよかった! 物語も「えええ〜っ」って展開ながら、意外な展開が実にきちんと物語として収束し、しかもなかなかエモーショナルな謎解きがされていく、なんとも綺麗に構成された脚本でありました。
もっと続きを見てみたいと思わせるところで終わるのも見事なフィニッシュ! 無駄がない。
ペドロ・アルモドバルの過去の映画を再び見直したい気分にさせられる映画でした。
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