リリー・フランキーの短編小説集『ボロボロになった人へ』を読んだ。カバーのデザインと、オビにある「なにかに、つまずいている人の方が、魅力的だと思う。 リリー・フランキー」ってテキストが良いなと思ったから。

ちなみに、僕は『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を読んでおらず、リリー・フランキーの小説を読むのは初めてです。エッセイ集は何冊も、電車の中で笑いをこらえながら読んだけどね!

この本を読んで思ったのは、「明らかに、他の小説とは一線を画した小説だなぁ…」ってことと、「人間の欲望だとか、人間性だとか、本質だとか、こんな風に描けるもんなんだなぁ……」ってこと。

好き嫌いはおいといて、ちょっと凄い発想だよなぁ〜と感心してしまいました。自分だと絶対この境地には辿り着けません。それはもう、絶対に……。リリー・フランキーって、やっぱ凄い人物だなぁ。 # by takezakit | 2007-08-29 23:55

コメント