文字通り 花火のごとく 空に散る

石井輝雄監督作品『恐怖奇形人間』を見ました。噂のカルト映画です。

見終わった感想としては、率直に「DVDを海外から買ってまでして見る映画なのか……」と思う気持ちと、「いやいや、こんな凄い映画を見てなきゃ映画は語れねーよ」という気持ちがないまぜになる形容しがたい映画でした。

冒頭から不可思議で幻想的な展開が続くものだから、てっきり『ツィゴイネルワイゼン』っぽい展開になるのかと思いきや、延々とそんな不思議映像が続いた最後に、突如、名探偵・明智小五郎が登場してそれまでの出来事を推理→解決しちゃうのだから、これまた凄い！　凄すぎる!!(笑)

あげくのはてが"噂の"ビックリ・ラストシーン……。これ、誰にも真似できません。監督、人を驚かせる天才です。笑えばいいのか、どうすりゃいいのか、さっぱりわかりません。予備知識なく映画館で観たら動揺して大変だったろうなぁ……。

話変わって。このことを書いたら突然連敗を始めるんじゃないかと心配でずーっと何も書きませんでしたが、今日勝ったところで思い切って書きます。昨日・今日と首位・巨人に1点差ゲームで連勝した阪神が、9連勝でついにセ・リーグ単独首位に立ちました。

一時は最下位まで手が届きそうになり、首位と12ゲーム差があった阪神がたとえ一瞬であっても首位に立つ日が来るとは……。ファンとして、まさに、感無量です。(でも、こんなこと書いたら負けるんじゃないかとビクビクするのが長年の阪神ファン……)