格が違う

2007年9月24日
横山秀夫著『臨場』を読んで、「やはり、うまい作家は違う!」と思った。

登場人物を過度に説明せずとも行間からにじみ出るその人格。人間性が色濃く出る台詞。素晴らしいプロット。見事なテキスト。無駄がない。

警察を舞台にした短編集なのだが、読んでいて何度も「見事!」と手を打ってしまった。あまりに見事なので、この次も横山秀夫の著作を読んで良い気分で毎日を過ごそうと思ったよ(笑)。

話題変わって、何度かこの日記でも書いているステファン・ポンポニャックの「Hotel Costes」シリーズ(CDね)。パリにある有名ホテル兼クラブを想定したラウンジ・ミュージックで、とっても洒落ている。もちろん音楽が洒落ているのだが、毎回ジャケットや封入ポスターがこれまたカッコイイ出来で。

今月、ついにその10作目が登場したので買ってみた。今回のジャケットは個人的な好みとはちょっと違うんだけど(笑)、いつものようにゴ−ジャスなイメージ。音楽の方は、ちょっと落ち着いてシックな印象を受けた。

しばらくはウォーキングのお供になりそうな「Hotel Costes X」です♪

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