歌野晶午著『葉桜の季節に君を想うということ』を読了。

オビに「とにかく読んで、騙されてください」と書いてあったのですが、案の定騙されました(苦笑)。しかし、これは……。よくあるトリッキーな手法とは違っていて「およよっ」「あー」「がくし」って感じのやられ方でしたねぇ〜(笑)。

読み手を驚かせる叙述技法が"ミステリ"であって、物語自体はイマイチ"ミステリ"でないことを最終的にどう捉えるかで評価は変わりますね。これで、物語そのものにも"本格ミステリ"と謳うだけのものがあれば、この"腑に落ちない感"もきれいに払拭されるのでしょうけれど。

さてさて、お仕事の方は今週も忙しくやってますよ〜♪

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