川上弘美著『パレード』を読みました。

文庫本で80ページほどで、挿絵がたくさんあって、行間もゆったりしている本。急げば一瞬で読めちゃうけど、できればもっとゆったりとした気持ちで、ゆっくりと言葉を飲み込むように読みたい。

2人でそうめんを食べて、2人でごろっと横になって、「昔の話をしてください」と言われて自分の昔を思い出しながら語ってゆく。それだけのお話。

名作『センセイの鞄』のスピンアウト作品なんですが、なんとも素敵な一冊です。

川上弘美の紡ぐ"言の葉"の魅力をまた改めて感じてしまいました!

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