読書がミステリー
2008年2月11日洗濯機を持ち上げた際の筋肉痛が腕に残る3連休最終日。今日も天気が良かったので、代官山あたりへ買い物に出かけた。休憩のために入った喫茶店では、ケーキをひとつペロリと食べてしまう長女。大きくなったもんだ……。
とまぁ、そんな風ないつもの休日だったので、今日も本のことを書きます。昨夜、寝る前に終わりまで読んでしまった東野圭吾著『眠りの森』。
実はこの本、あらすじを読まずにタイトルだけで買ってそのまま読み始めたので、まったく小説の中味に予備知識がないままに読み進むことになりました。面白いもので、何も前提がないままに本を読むというのは、行方の知れない場所に迷い込んだみたいで、その"読書の行為自体"がミステリーっぽく感じられます。普段、あらすじを読んで本を買うか買わないか決めているわけですが、あえて予備知識ゼロで読んでみるのも良いですね!
実際のところ、『眠りの森』は「ある事件が起こってそれを解決していく」ことを主題に見せながらも、実はそこに登場する人間関係のドラマこそが主役であるという面白い構成の作品でした。読んでいると「叙述的なトリック」が感じられる文章が出てくるので、「何かこのテキストにひっかけがあるのでは!?」と、読了までずーっとドキドキしていましたよ(笑)。
東野圭吾作品は『白夜行』で衝撃を受けてからポツポツと読んでいるのですが、『探偵ガリレオ』や『名探偵の掟』、『むかし僕が死んだ家』……と、非常にバラエティに富んでいて、しかも一筋縄ではいかない作品が多くて、1冊読むたびに「芸達者やなぁ〜」と感心しています。著作は文庫本でもいっぱい出てるので、今さらだけどまとめ読みしてみようかな。
とまぁ、そんな風ないつもの休日だったので、今日も本のことを書きます。昨夜、寝る前に終わりまで読んでしまった東野圭吾著『眠りの森』。
実はこの本、あらすじを読まずにタイトルだけで買ってそのまま読み始めたので、まったく小説の中味に予備知識がないままに読み進むことになりました。面白いもので、何も前提がないままに本を読むというのは、行方の知れない場所に迷い込んだみたいで、その"読書の行為自体"がミステリーっぽく感じられます。普段、あらすじを読んで本を買うか買わないか決めているわけですが、あえて予備知識ゼロで読んでみるのも良いですね!
実際のところ、『眠りの森』は「ある事件が起こってそれを解決していく」ことを主題に見せながらも、実はそこに登場する人間関係のドラマこそが主役であるという面白い構成の作品でした。読んでいると「叙述的なトリック」が感じられる文章が出てくるので、「何かこのテキストにひっかけがあるのでは!?」と、読了までずーっとドキドキしていましたよ(笑)。
東野圭吾作品は『白夜行』で衝撃を受けてからポツポツと読んでいるのですが、『探偵ガリレオ』や『名探偵の掟』、『むかし僕が死んだ家』……と、非常にバラエティに富んでいて、しかも一筋縄ではいかない作品が多くて、1冊読むたびに「芸達者やなぁ〜」と感心しています。著作は文庫本でもいっぱい出てるので、今さらだけどまとめ読みしてみようかな。
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