FISH IN THE SKY
2008年2月23日昨年5月、「第2回 ダ・ヴィンチ文学賞」の受賞パーティーに僕は何故か紛れ込んでいたのですが(笑)、その際に「長編特別賞」を受賞された方にご挨拶をさせていただいたのです。
その岡本蒼(おかもと・あおい)さんの受賞作『FISH IN THE SKY -フィッシュ イン ザ スカイ-』(に、さらに磨きをかけたもの)が、このたび単行本として発売となりました。人生1冊目の本の発売、感無量ですね。おめでとうございます!
受賞パーティーの席で名刺交換をして少しお話をしたもので、初めての本の発売に際してご本人からメールをいただき、早速買って読んでみました。
「空を飛んでみたい!」そんな気持ちから中学生のときに団地の7階から飛び降りたことがある(けど、幸い今も生きている)主人公と、それを機に親しくなった友人と、その同級生だった女の子が大人になって出会って始まる物語。
大人になった僕らはそれぞれにいろんな問題を抱えて生きているのですが、とても大きな問題を抱えているときに、ふと子供の頃の友人に会うと、何故か心のガードも取れていろんな話が出来て癒されたりすることってありません? この本を読んでいるとそんな感覚が思い出されました(←それをそのまま描いているわけではないが)。
やさしくて、みずみずしい。重さはないけど、甘過ぎもせず、幼稚でもなく、"空気感"が感じられる文章&物語でした。なかなか良いデビュー作なのではないでしょうか。装丁もその作風に合っていて、非常に素敵な仕事ぶりだと思います。
あとは、読んだことのない新人作家の単行本に手を出してくれる人がどれだけいるか?ってところですかね。というわけで、この本を見かけたら、ぜひ手にとってチラリとでも見てあげてください。
その岡本蒼(おかもと・あおい)さんの受賞作『FISH IN THE SKY -フィッシュ イン ザ スカイ-』(に、さらに磨きをかけたもの)が、このたび単行本として発売となりました。人生1冊目の本の発売、感無量ですね。おめでとうございます!
受賞パーティーの席で名刺交換をして少しお話をしたもので、初めての本の発売に際してご本人からメールをいただき、早速買って読んでみました。
「空を飛んでみたい!」そんな気持ちから中学生のときに団地の7階から飛び降りたことがある(けど、幸い今も生きている)主人公と、それを機に親しくなった友人と、その同級生だった女の子が大人になって出会って始まる物語。
大人になった僕らはそれぞれにいろんな問題を抱えて生きているのですが、とても大きな問題を抱えているときに、ふと子供の頃の友人に会うと、何故か心のガードも取れていろんな話が出来て癒されたりすることってありません? この本を読んでいるとそんな感覚が思い出されました(←それをそのまま描いているわけではないが)。
やさしくて、みずみずしい。重さはないけど、甘過ぎもせず、幼稚でもなく、"空気感"が感じられる文章&物語でした。なかなか良いデビュー作なのではないでしょうか。装丁もその作風に合っていて、非常に素敵な仕事ぶりだと思います。
あとは、読んだことのない新人作家の単行本に手を出してくれる人がどれだけいるか?ってところですかね。というわけで、この本を見かけたら、ぜひ手にとってチラリとでも見てあげてください。
コメント