今日はアカデミー賞の発表でしたね。未見の候補作の中では、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『イースタン・プロミセズ(原題)』くらいしか予備知識がなかったのですが、ズラリ並んだ作品を眺めていると、意外と自分好みの作品が揃っていることに気付きました。

作品賞や監督賞を獲った『ノーカントリー』は、僕も大好きなコーエン兄弟の新作で、しかも最近イマイチな作品を連発して不評を買っていたところで起死回生の「最高傑作」という評価。スタイリッシュなスリラーという作品概要も『ブラッド・シンプル』や『ファーゴ』を連想させて嬉しいところ。コーエン兄弟の映画って日本であまり当たるイメージがないんだけど、今回はアカデミー賞効果でイケるのかな!? 3月15日からの公開が楽しみです。

主演男優賞を獲ったダニエル・デイ=ルイス。この人ほど"役になりきる"という言葉が似合う人はいない。とにかく演じっぷりが毎度毎度凄いのだ。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』という映画で「人間嫌いの石油王を憑かれたように演じている」と言うのだから、これも見ないわけにいかない(笑)。監督は『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソンで、そっちの面でも期待。4月26日公開予定。

他にもいくつか気になる作品があるのですが、続きはまた明日……。

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