ポーの『黒猫』は何故書かれたのか!?
2008年3月4日最近ますます仕事のことで日記に書けることがなくて(←仕事はめいっぱい頑張り中!)、さすがに毎日1冊は本も読めなくて、さしたる面白い出来事が毎日起こるわけでもなく、「さて、今日の日記はどうしよう……」と困ったときに、1時間でネタを提供してくれるのが「マスターズ・オブ・ホラー」というわけで。
最近は、毎度毎度このDVD-BOXの話を書いていて申し訳ないのですが、しかもホラー・アンソロジーなだけに読む人を選ぶことも重々承知しているのですが……。今日も他に道がなかったので、寝る前に1話見てみました。
スチュアート・ゴードン監督作『黒猫』。エドガー・アラン・ポーの名作『黒猫』と、ポー自身の伝記的要素をミックスした脚本が見事としか言いようのない傑作です(もちろん、グシャッってシーンもあるので、それに耐えられる方限定ですが)。
僕も子供の頃に読んで「ぞぞぞーっ」とした『黒猫』。これだけ有名な作品を書いた人なんだから、エドガー・アラン・ポーという人物はさぞかし有名作家らしい人生を歩んだのだろうと思いきや、実際のところは、貧困と苦難の人生を歩んでいるのだ。
14歳年下の従姉妹(結婚当時13歳)と周囲の反対を押し切って結婚。その妻は若くして肺結核を患い、妻の死を恐れたポーは現実逃避のため深酒を繰り返し、精神的にも憂鬱症となり、しかも評価はされても小説の稼ぎは小さく、思うようにならない日々を送る。
そんなポーの人生の、一体どこから小説『黒猫』が生まれたのか? をテーマに作られた"悪夢的"な1時間の物語。ポーを演じたジェフリー・コムズも気合いの入った名演で、ラストの一瞬まで、見事にまとまった作品になりました。
最近は、毎度毎度このDVD-BOXの話を書いていて申し訳ないのですが、しかもホラー・アンソロジーなだけに読む人を選ぶことも重々承知しているのですが……。今日も他に道がなかったので、寝る前に1話見てみました。
スチュアート・ゴードン監督作『黒猫』。エドガー・アラン・ポーの名作『黒猫』と、ポー自身の伝記的要素をミックスした脚本が見事としか言いようのない傑作です(もちろん、グシャッってシーンもあるので、それに耐えられる方限定ですが)。
僕も子供の頃に読んで「ぞぞぞーっ」とした『黒猫』。これだけ有名な作品を書いた人なんだから、エドガー・アラン・ポーという人物はさぞかし有名作家らしい人生を歩んだのだろうと思いきや、実際のところは、貧困と苦難の人生を歩んでいるのだ。
14歳年下の従姉妹(結婚当時13歳)と周囲の反対を押し切って結婚。その妻は若くして肺結核を患い、妻の死を恐れたポーは現実逃避のため深酒を繰り返し、精神的にも憂鬱症となり、しかも評価はされても小説の稼ぎは小さく、思うようにならない日々を送る。
そんなポーの人生の、一体どこから小説『黒猫』が生まれたのか? をテーマに作られた"悪夢的"な1時間の物語。ポーを演じたジェフリー・コムズも気合いの入った名演で、ラストの一瞬まで、見事にまとまった作品になりました。
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