もうちょい

2007年3月13日
石持浅海著『月の扉』を読了。なんだか相当すごい結末がありそうな宣伝に乗せられて買ってしまった(笑)のだが、"本格ミステリー"とか"本格推理小説"というにはちょっと難ありな作品だった。

作品としてつまらないわけではない。でも、どっちかというとこれは「仕掛け本」である。ハイジャックを決行する人物を主人公としながら、ハイジャックされた飛行機内で起こった"密室殺人"の謎を、ハイジャック犯の指名した一般乗客が推理する……と、設定がやたらトリッキーな小説なのだ。(一般的な読者の方には、さらにもっと「どうよ?」と思われかねない動機が出てきたりするのだけど……。)

とにかく変わった小説である。その変わった設定や話運びで読者をちゃんと引き込み、たぶん最後まで本を読ませてしまう。それだけの力量があると思う。でも、読み終わって冷静に振り返るときに、果たしてこの小説は「面白かったー」とか「トリックに驚いた!!」とか感じるだろうか?

そんな複雑な気持ちにさせる小説だった。読後まで読者を騙せるとこまでいけば、もっと良いのにな〜。

上手に嘘をつく映画

2007年3月12日
今日もふつーにいろいろありましたが、まぁ、あせらずいっこずつ片付けるとゆーことで(笑)。しまっていこ〜っ!

今夜は会食もなく、やや早めに帰宅したので、昨日の続きで『シモーヌ』を最後まで見ました。

わがままで高飛車な売れっ子俳優に嫌気がさしてCGの女優を使って映画を撮ってみたら大成功!! ……というお話を、どのように展開して、どのように決着させるのか"お手並み拝見"な『シモーヌ』なんですが(笑)。

ヘタをするとどうにもなんない映画になりそうだなーとか、まさか途中でファンタジーになっちゃわないよね!?とか、いろいろ心配しながら見ていたところ、なんか結構ギリギリのセンを巧くついて、いい感じに仕上がっているので驚いた。映画を見ながら「ここでこうなっちゃったら嫌だなー」と思った予測はことごとく回避し、ウソなんだけど、あからさまにウソっぽくないところに着地してるからすごいなーと感心。

アル・パチーノがうらぶれた映画監督を演じているのも楽しかった。CGの役を演じたレイチェル・ロバーツも、なかなか素敵だ。

ちなみに、監督のアンドリュー・ニコルは、あの名作『ガタカ』を撮った人物です。
今日の課題は家の中の片付け案件いくつか。午前中が雨ってことなので、その間に片付けをやっちゃいます。

午後、雨がやんだので家族で巨大スーパーにお出かけ。外が思ったより寒い&強風なのと、30分くらい移動した(スーパーのある)場所はずっと雨だったのは計算外でしたが、長女にとってスーパーは、いろんなオモチャ(←1歳の子にとっては何もかもがオモチャ)が溢れかえる"めくるめくワンダーランド"なわけで、めいっぱい楽しんでいる様子でした。

ただ、何でも触りたがるし、それを止めようとして抱きかかえるとジタバタ暴れるし、これはこれでなかなか大変ですね……。自分のモノと人のモノ、触って良いモノ・悪いモノって区別は、今後どうやって覚えていくのだろうか?

夜、DVDで『シモーヌ』を途中まで見ました。最近の生活パターンから、「映画1本2時間をぶっ通しで見る」ということはあきらめ、「時間がとれたときに少しずつでも見る」という方針転換。一気に見ることにこだわって、見られない映画がたまる一方ですからね。

これはもう当然のこととして受け止めているのだけど、ひとりで気ままに暮らしてたときとは違うのでホイホイと映画館には行けない。だから、映画館で見たい映画はDVDで買う。特に1800円以下になったDVDは映画館に行った気で遠慮せず買う。見た後もDVDという形でライブラリが残るわけだから、それはそれでお得だし(←場所を取るのは"お得"じゃないが…苦笑)。

『シモーヌ』『シン・シティ』は昔だったら絶対劇場で見ていた映画なので、最近安くなったところで(←一斉に1500円くらいになってるよ…)迷わず購入。やっぱ、映画はいいよなー。
明日は雨という予報なので、今日のうちに長女を遊ばせようと、それを前提としたスケジュールを組み立てる。この時間に何をして、このへんでお昼寝するだろうから、次にこうして……と予め考えるものの、実際には思った時間にお昼寝しなかったりするので全ては流動的だ(笑)。

今日は、本当はたくさん散歩させようと思っていたのだけど、途中で車道を渡る際に"抱っこしてダッシュ"をしたらそれが楽しくて仕方がなかったらしく、歩くことを拒否して抱っこをせがまれる展開となった。……大失敗。歩く方が楽しいという状態をもっと巧くキープしなければ。

仕事を上手く進める作戦を考えるのも大変だが、子供の方がさらに予測不能でコントロールが難しい(苦笑)。

さて、子供といえば、今年は『コロコロコミック』が30年周年だそうである。創刊は1977年4月で、当時中学生になったばかりの僕は、その創刊号を買って何度も読み返し、研究(!?)していた。

当時の『コロコロコミック』は「藤子不二雄マンガがまとめて読める!」雑誌であり、その頃の僕は、「藤子不二雄氏のマンガというのは子供向けに見えて実は結構ターゲット年齢層が広いのではないか!?」と中学生なりに考えて、藤子不二雄氏のようなマンガを自分で描けないものかと(無謀にも)考えていたのである。←まるで無理だったが(苦笑)。

それから30年! そこを目指して生きてきたわけではないが、現在、セガのキャラクター部の人として『コロコロコミック』編集部と関わっている自分がいたりする。何がどうなるのか、まったくわからんもんである。

さーて、明日の『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー』に備えて早く寝るか!!

得意・不得意

2007年3月9日
自分の得意・不得意ってのを折に触れ考えるのだけど、少なくともちょっとは得意だと言えそうなのは「整理」することではないかと思う。「整理」ったって、荷物の整理という意味ではなく(←それはそれで大得意なんだけど…笑)、物事の整理だとか、フローの整理だとか、なんかいろいろそんなとこ。

大きな視点から見る本質はシンプルなのに、その周りに付随するモノがいっぱいあって、さらにそこに付随するものがごちゃごちゃあって、フォーカスする視点によっては物事が全然異なって見えてしまったり、何をどうすれば何が起こるのかつながりが見えにくくなってしまうようなときに、それを整理していくような仕事はどっちかといえば得意な気がする。

気のせいかもしれないけどね!(爆)
今日はなかなかに激しい1日でした。18時ごろにはすでにゲッソリ(苦笑)。でも、それから出かけて、ゲーム業界関係の方々と食事&飲み&たくさんの会話……。前半戦は昼間の仕事の余波でヘロヘロだった私ですが、途中から元気が出てきた。やっぱ第一線で活躍している人と意見を交わせるのは楽しいなぁ!!

そして、いろんなとこでいろんなことが起こってるなぁ……。

時事ネタ?

2007年3月7日
「とり・みき」という漫画家のファンである。ファン歴は相当長い。1979年に当時愛読誌だった『週刊少年チャンピオン』で「新人マンガ賞」応募作『ぼくの宇宙人』が掲載されたときからのファンだから、とりあえず「とり・みき」の漫画が世に出た初日から好きになった漫画家さんということになる。

なぜデビュー作から好きになったのかとゆーと。実は当時、僕は漫画を描いていて、同じく『少年チャンピオン』の「新人マンガ賞」に応募していたのである!(爆)

同じギャグマンガで、腕の差は歴然としていたものの(←腕が勝っていれば、僕は今、漫画家をやってるはずだ・笑)、ギャグの方向性や絵のタッチが割と似ていたので(←後から思うに、影響を受けた漫画家が似ていたのだと思う…)、すっかり親近感を覚えて好きになったわけ。実際に面白かったし。

そんな「とり・みき」の新刊が出た。『時事ネタ』という本で、そのタイトルどおり、1996年〜2007年に起きた事件を"お題"にして2ページのギャグマンガを描くという内容である。この作家が好きな人にはどの話も結構クスクス笑えるのだが、この本で初めて「とり・みき」作品に触れる人には「???」と意味不明に感じる作品もあると思う。

でも、今回は全体的に「誰にでもわかりそう」なお話が多いので、「あー、こんな事件あったよなー」と懐かしく10年を振り返りついでに読めば「とり・みき」ファンじゃなくても面白い本なんじゃないだろーか!? いい意味で「とり・みき」の個性が活かされている気がする。

……と思って、試しにウチの奥さん(←とり・みきを知らない)に読んでもらったら、面白がってた。さっき見たAmazonでは売れ行き5270位だけど、もっと売れんじゃない!? 宣伝しよう、文藝春秋さん!!
日曜に買った新しい皮靴を履いて会社に。新品の靴は結構キツキツで、かかとの部分もピタッとしててちょっと痛い。で、1日を終えたら……靴下のかかと部分に穴があいてました(苦笑)。早く履き慣れるといいな〜。

さて、3月21日(水・祝日)から劇場公開される映画『甲虫王者ムシキング スーパーバトルムービー〜闇の改造甲虫〜』と『オシャレ魔女ラブ and ベリー しあわせのまほう』を一足先に見せていただきました。

『甲虫王者ムシキング』は過去にテレビシリーズにも映画にもなっていますが、今回の映画はそれらに較べて"最もオリジナルのゲームに近い作品"に仕上がっていました。甲虫たちが会話し、感情表現し、CG表現されたポポ&ムシキングとアダー&改造甲虫が戦うのです。元のゲームが好きな子供たちにはとても喜んでもらえるんじゃないかなぁ。

一方の『オシャレ魔女ラブ and ベリー』は初めての映像化になりますが、こちらも2人の「オシャレ魔女」がオシャレで人を幸せにするというお話を違和感なく描いていて、ゲームの本質を損なわない良い作品に仕上がっていました。2Dと3Dの融合という技術面ではまだまだ改善の余地がありますが、初めてのチャレンジだけに、まずは及第点といえるのでは?

両作品ともゲームを愛してくれている子供たちを裏切らない仕上がりになっていて、心から嬉しくなりました。ぜひご覧くださいね!

映画の公式ホームページはこちら
 http://www.mushi-osharemovie.com/

ある種、平凡な1日

2007年3月5日
今日も前向きにいろんなことに取り組めて、充実した1日だった。細かく言えばいろんなことがあるのだけど、すべて前向きに精一杯取り組めて、少なくとも前に進んでいることが実感できるので、これはこれで良し。それが最終的に会社の利益につながるように、どれだけがんばれるかだよね。

と、いったところで1日が終わってしまった(苦笑)。今日の目新しい出来事といえば、会社の近くに新しく開店した中華料理店をチェックしにいったくらい。味の方は……(各自、ご判断ください・笑)。

帰宅時にはJR山手線が信号機故障で止まっていて、なんか私鉄をグルッと乗り継いで遠回りして帰ることになりました。しかも振り替えで乗った地下鉄は超満員状態で、駅で降りようとする女性が乗客の間から力任せに引っ張り抜いた傘の先っぽが僕の目の真ん前をものすごい勢いでかするという恐ろしい出来事もあり(←それがギリギリ当たらないとこが運が良いと自分で思うのですが…笑)、駅で押しだされた女性が電車とホームの間の隙間にヒールを引っかけて転倒する一幕もあり、これじゃあもっと深刻な事故が起こった日にゃとんでもないことになるな〜と悲しい気持ちになりました。

落ち着いて 慌てずいこう 前向きに なんてね(笑)。
昨日と逆に、今日は奥さんがお出かけして、僕が長女とお留守番。数時間おきに授乳が必要な状態から、授乳は必要だけど半日弱くらいはなくてもなんとかなる状態への変化が著しい。

お昼寝して、目が覚めたところでお昼ご飯を食べ(←フォークを使って稲庭うどんを食べる。半分くらいは口に入らずにこぼれるので、それを手で受けて器に戻す…約1時間)、一緒にテレビを見るが10分で飽きて部屋遊び。部屋遊びに飽きたところで公園までお散歩。自宅玄関から公園まで意気揚々と歩く長女だが、今日は公園を半周したところでギブアップして抱っこをせがむ。

帰宅して「映画でも見る?」とか勝手に言って(←長女は理解してない)、DVDを買ったジム・ジャームッシュ監督『コーヒー&シガレッツ』を流してみるが、やはり10分ほどで飽きてボール遊びを要求。そういえば、前回は『アンダーワールド』を15分で止めたんだった(→その後、見てない)。

そんな感じ。でもまぁ、何か少しずつこっちの言うことを理解しつつあるのが面白い。「そこのゴミ箱とって」と指差して何度か繰り返すと、ゴミ箱の蓋だけ持ってきたりするし(爆)、「あっちの部屋へいこう」と指差すと、そっちに向かったりする。逆に「何かをしたい」「こっちへいきたい」「あれがほしい」という本人の要求も明快に意思表示されるようになりつつあるのだけど。

まだまだ長女は自分のビジネスのターゲット年齢に入っていないのだけど、赤ちゃんがいる家庭で何が必要か? 子供を育てるのに親が何を考えるか? 子供同士はどういったコミュニケーションをとるのか? など日々、(ビジネスの面でも)学ぶことがいっぱいです。セガで『甲虫王者ムシキング』や『オシャレ魔女ラブ and ベリー』を開発した植村さんが、「実際に子供を持った方がよくわかるのでいいですよ」とおっしゃっていたことを実感として「そうだよなー」と最近思ってます(笑)。

雛祭りですが……

2007年3月3日
髪を切ってスッキリして、久々に映画館に行ってみました。周防正行監督『それでもボクはやってない』。

『シコふんじゃった』や『Shall we ダンス?』を撮った監督の最新作というノリでこの映画を見に行くと、ちょっとビックリするんじゃないかな。微塵もユーモラスな映画ではなく、たいへんシリアスな映画だから。

今さら映画のあらすじを書くまでもないですが、ある日電車をおりた瞬間に「この人に痴漢されました!」と身に覚えのないことを言われた主人公が、駅員にも警察にも裁判官にも"痴漢行為をした"前提で扱われ続ける裁判のお話。

「痴漢冤罪を通して日本裁判の実態を描く」というキャッチフレーズに全然負けていない、ドキュメンタリーフィルムを見ているかのような迫真の映画です。監督自身が3年以上かけて綿密な取材を続けたという成果は如実に現れていて、ユーモラスな描写がなくとも一瞬たりとも飽きることなく、シビアでシリアスな物語を一気に見せられてしまいます。素晴らしい!!

これだけ真面目な話をストレートに描いて、そのうえ観客が楽しめる作品にまで昇華せしめているところが周防監督の凄さですね。まさに新境地に到達したといえるでしょう。
今日も会社では"より広い視点"で物事を見なきゃいけないなーと考えさせられる時間が多かった。最近のテーマだな、これ(笑)。

さて、仕事以外のネタを考えまして(爆)。……野沢尚著『烈火の月』のことを書きます。

野沢尚さんは、連続ドラマの脚本家として大成功した人物なのに、そこにとどまらず作家として次のチャレンジをし、そこでもまた大きな成功を収め、作家としてまだまだこれから…という44歳で突如自ら命を絶たれました。愛する家族を持ち、もっとたくさんの素晴らしい作品を世に残せたはずの方なのに、自らそこにピリオドを打たれたということは、それはそれは大きな決意があったのだと(勝手に)想像して痛ましい気持ちになります。

そんな野沢尚さんの作品を、遅ればせながら文庫になってるものは順に読んでいこうと思い、ポツポツと読み進めているわけなんですが……。今回、『烈火の月』を書店の新刊コーナーで発見したときも、単純に「文庫で野沢尚さんの新刊が出たんだー。買わなきゃー」程度の認識しかありませんでした。

しっかりした取材によって裏打ちされた設定や、全体の重い筆致が読者の気持ちにズシリとのしかかる、ハードボイルド色の強い本作は、娯楽小説としては充分に面白い出来で、思わず途中でやめられない感じで読了しました。そして、巻末の「単行本のためのあとがき」を読んだところで驚いたのです。

ある時、野沢尚さんは深作欣二監督と一緒に映画に取り組み、監督と何度も話し合いながらプロットを詰めていった。しかし、最終的にこの映画から深作欣二監督が降りてしまい、その後を北野武さんが継ぐことになった。監督となった北野武さんは、それまで二人が作ってきたものを自分なりに大胆にアレンジして映画を完成させ(→その時点で明らかに脚本との乖離をみせたららしい)、完成した映画を見た野沢尚さんは、その映画を(自分の脚本とは違っているが)傑作だと思った。

そんなところからスタートして、深作欣二監督との二人三脚にピリオドを打つために書かれた小説が、この『烈火の月』だというわけ。北野武監督が撮った映画は、彼の映画監督としての第一歩となった『その男、凶暴につき』。

実際、あとがきを読んでから本作を振り返ると、野沢尚さんの深作欣二監督への挑戦っぷりが改めて感じられる"熱のこもった"作品だと感じました。
来ました! 花粉症!!

なんだかお昼過ぎあたりから急に眼がかゆくなって、くしゃみが出て、鼻水がツーーーッと出て止まらなくなって……。夜には、眼は赤く腫れ上がってるは、やっぱ鼻水は止まらないわで、おちおち眠れやしません。

というか、実際にウトウトはしたものの、ちゃんと眠れることはないままに会社に向かうハメになりました。すっごく辛い。シャレになんないッス。

一応、アレルギー対策の薬は先々週あたりから飲んでるんですけど……。それだけじゃ、力およばない感じですねぇ。むむむ。

ようやく来ました

2007年2月28日
パークハイアット東京52階の「ニューヨークグリル」というレストランに初めて行きました。かねてより「デートするならここ!」とか「ぜんぜん予約が取れない」だとか情報だけいっぱい得て耳年増状態ではありましたが、実際に行ったのは今回が初めてでした。

東京の夜景は六本木ヒルズからも見ていたわけなんですが、西新宿のこの位置・この高さから見る景色の絶景なこと! なによりも、その景色に感動しました。

もちろん、その絶景も込みで見事にデザインされた建築物は素晴らしく、インテリアや照明も違和感なく素敵な雰囲気作りに貢献していました。料理はちょっと量が多いような気もしますが、そこも"ニューヨーク流"なのでしょうか!?(笑)
朝少しだけ早め時間のミーティングを終えたところで通常出勤時間の10時。そして、なんということでしょう! 今日は珍しく何にもスケジュールが入ってないではないですか!! このまま何も入んなきゃ、代休取得して早めに切り上げようかな〜と思ったのも束の間。

その後、怒濤の(急に発生した)ミーティングラッシュで、結局20時過ぎまでドタバタしてました……。今朝の、あの余裕は夢だったのかー!? 事前にスケジュールが入ってなくても余裕で仕事はあるってことですね(笑)。つーか、平日なんだから仕事しろって!(苦笑)

このところ、仕事関係でものすごーくいろんなことを考えてます。昔は「どうやったらそんなことを考えられるようになるんだ?」と思ってた会社経営のことまで、ふつーに考えなきゃいけない気持ちになってきた。会社員として、ちっとは成長してるってことっすかね!?(爆)

関西人魂

2007年2月25日
小さな子供がいると、なかなか外食ができない。特に鉄板を扱う焼肉とか鉄板焼きとかそういったたぐいは厳しい。「お好み焼きと焼肉が食べたいな〜」と、そんなお友達一家の希望を叶えるべくワタシは立ち上がった!!(←なんやねん……苦笑)

というわけで、今日のお昼はわが家で「お好み焼きパーティー」を開催! 関西人魂を込めて焼きます(笑)。ふんわり仕上げのためには、長いもを多めに入れる+卵もちょっと多め+蓋をして蒸し焼きにする……と、まぁ、なんてことないんですが、とにかく一生懸命焼きます。今日は、自分で焼いた中では悪くない出来だったんじゃないかなー。フライパンで1枚ずつ焼くので、キッチンに入りびたりになってましたが。

そして、夜は近所の焼肉屋さんの個室を予約して、2家族一緒にレッツ・ゴー♪ 1家族だと、一人が子供をガシッと拘束している間にもう一人が急いで食べて即交代…ってな具合に、会話も何もない状態になるのですが、2家族だとそれなりにしゃべったりして楽しく焼肉できました。良かった、良かった。

味が濃いものをたらふく食べた1日でした(爆)。明日は軽い食事にしよう……。

野球の季節も始まる

2007年2月24日
今日からプロ野球のオープン戦がスタート。オープン戦が終わればシーズン開幕…もう春ですね(しみじみ……)。わが阪神タイガースは、本日早速黒星出発ですが(苦笑)。また、秋まで長いシーズンだなぁ〜。落ち着いていこう(笑)。

さて、今日はちょこっと早めの「ひなまつり」のお祝いということで、奥さんのご両親がウチに来てくださいました。長女は張りきって、"いつもよりたくさん回しておりま〜す"状態(笑)。家族&両親がそろって楽しく過ごす午後……ありがたいものです。

明日は『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー』の放送があるので早く寝なきゃッ!!(←録画はしているが、放送時間にリアルタイムで見るのにこだわっているらしい……)
思い返せば去年の今頃はタイヘンでした。

今まで接点のなかったAM事業関連のみなさんと初めて一緒にお仕事したり、その懇親目的の飲み会で一升瓶を2本空けて酔いつぶれて気がつくと知らないホテルで寝ていたり(苦笑)、これまた初めて海外のお客様と仕事するようになったり、突然の海外出張のためにパスポートを更新しにいったり、胃痙攣を起こして倒れたり(苦苦笑)、LCDゲーム『そだてて!甲虫王者ムシキング』が発売になったり(←これは嬉しかった!!)、プライベートでは突如2日間で引っ越し先を決めたり……。

でも、去年の2月って「NINTENDO DS Lite」も発売されてなかったんですよー! なんか信じられない!!

で、1年経って今自分がどんな状態にいるかというと……

続々と新しい人に会ったり、新しいジャンルの仕事に取りかかりはじめたり、去年よりふたまわりくらいおっきな計画書を作ったりと、ちゃんと1年経ったなりの仕事に取り組めているんじゃないかなーと思います。

でもまぁ…… 海は広く、空も広く、人生は果てしなく。もっともっと広い世界に向けてがんばっていかなきゃいけないんだなーと改めて思う毎日なのです。

未公開情報!?

2007年2月22日
今週前半はかなりヘビーかつ猛スピードな展開がありまして、まったく日記の更新ができず。しかも、ちょっと仕事が落ち着きを見せた昨夜、早めに帰宅して日記を書こうとしたら、もう頭の中がグルグルしてマトモに文章なんか書ける状態じゃなく、そのままバッタリ眠りに落ちてしまいました……。

そのまま夜10時から朝8時まで眠ってしまい、「遅刻する! やべー!!」とか思いながらダッシュで出社 → 始業15分前に到着 ……ホッ。

そんなこんなで更新していない日記ですが、「非公開」設定の中でメモだけは残していたりします。

・伊坂幸太郎著『ラッシュライフ』
・横山秀夫著『影踏み』
・NDS『レイトン教授と不思議な町』
・YMO RYDEEN 79/07

抜けている4日間の日記の仮タイトルはそんな風になってたり(笑)。

時間がとれたときにその内容をちゃんと埋めて、みなさまに公開したいなと思いつつ。今日も帰宅して深夜2時半なので、もう無理です……。

いわゆるセガっぽさ

2007年2月21日
伊坂幸太郎著『ラッシュライフ』を読了。複数の主人公の身に、それぞれ起こる事件を順にスポットを当てながら描いていき、やがてそれらは思わぬところでつながっていくという……いわゆる群像劇を見せる物語。映画でいえば『マグノリア』的な展開です。

本作は、バラバラにした物語を、さらに時間軸をずらして配置するので、途中までは違和感を感じながら読むことになりますが、だんだんとそれらの整合性がわかってくると「なるほどなー」と納得してしまう"構造的面白さ"を持つ作品です。

では、技巧だけで、その個別の主人公の物語はつまんないかというとそんなことはなく、どの人物の物語もしっかりと雰囲気があるし、なかなかユニークな展開をするので、そういった意味では、「基本の物語の面白さ×構造的な面白さ」といった贅沢な仕上がりだと言えるでしょう。

伊坂幸太郎氏の本を読んだのは初めてですが、なかなか面白い才能の持ち主ですね。とっても理系っぽいです(笑)。

さて、明日はPS2『デストロイ オール ヒューマンズ!』の発売日!! このゲームを実際に発売までこぎつけるとは、まったくもってプロジェクト担当者に敬意を表するしかありません。オリジナル版(英語版)と日本版はなんか(主旨が?)違うような気がしますが(笑)、少なくとも日本版はパロディ精神を理解できる人には忘れられない作品になるんじゃないかな? ある意味、昔のセガっぽさが感じられる作品です。

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