6〜7年周期

2008年5月12日
今日も今日とて大切な案件の会議がいくつもあり、充実の週明け。いろいろと新しいことができそうな予感……。お天気の方は相変わらず芳しくなく、寒い日が続きます。一旦、初夏っぽい衣装替えをしたのが、この寒さで冬服復活!(苦笑)

後から振り返ってこじつけてるみたいな話なんですが、自分の過去を振り返ると、なんとなく6〜7年の周期みたいなものがありまして。

最初に就職して、システムエンジニアをやっていた時期が6年(1987年〜1993年)。セガで商品広報の業務を立ち上げて安定させて次のミッションを命じられるまでが7年(1993年〜2000年)。突然のネット通販担当(←懐かしのDreamcastDIRECT)から、データベース、公式サイト、マーケティング、プロデュースとコンシューマ事業部の中でいろんなことを体験した6年(2000年〜2006年)。

実際にはコンシューマ事業部在籍の末期と数ヶ月重なったものの(←2005年12月〜2006年3月は兼務だった)、キャラクター・ビジネス担当へとシフトした2006年以降。今、2008年だから、こっちの仕事に来て2年ちょい経ったことになります。

これまでの流れ通りに行くならば、僕はあと(おおよそ)4年くらいは「キャラクター」とか「映像」とか、そういったジャンルの仕事に関わって、自分勝手なポリシーで言えば、そのジャンルでしっかりと成果を出すということをやんなきゃいかんのです(笑)。

1/3が過ぎたところで、そろそろ次の段階に進んでいかなきゃいけない時期ですね〜。
昨日はあまりにも体調が優れなかったので、昨夜21時半から朝7時半までぐっすり眠って体調やや回復! 目が覚めてから長女が起き出すまでの間に、明日の会議用の資料を猛烈な勢いで作成しました。

長女がいるところでPCを立ち上げていると、ワーッと寄ってきてキーボードや電源スイッチをわちゃわちゃと押されるので(←本人に悪気はないんだが)、作りかけた資料のデータが飛んじゃった経験もあり(←一番怖いのが電源オフ!)、最近は長女が起きている間はPC作業をしないことにしています(笑)。

さて、昨日から雨が降り続く、とーっても寒い日曜日。朝から「ディズニー映画」や「おかあさんといっしょ」のDVDを見ながら室内で遊んでいたわけですが、午後になってようやく雨がやんだので、夕食の買い物ついでに家族で散歩に出かけました。ずーっと家にこもってると、なんとなく息詰まっちゃうから。

散歩して、本屋さんで何冊か本を買って(←今のところ、長女は本屋に行って本を買うという行為を気に入っている様子で嬉しい)、食材買って、長女→奥さん「母の日」のお花も買って(笑)帰ってきました。

そして、夜も長女がお風呂に入ってる時間と、長女が眠った後で会議用資料をバシバシと作って、すべて終えてから、DVDでジェイソン・ライトマン監督『サンキュー・スモーキング』を鑑賞。

とーっても軽快でテンポ良く、アイコンを登場させたり映像を上手に加工する見せ方もユニークで、その上ストーリーも面白くて最高に楽しめました!! タバコ業界のスポークスマンが世論やマスコミに対してさまざまな理屈で立ち向かう様は、かつての自分が広報担当をしていた頃の記憶ともあいまって、面白さ倍増。

主演のアーロン・エッカートの名演技が映画をより一層盛り上げていますね! 久々に喝采を贈りたい映画でした。

推理小説への挑戦

2008年5月10日
今日は生憎の雨の1日。今日のお昼+夕食+明日の朝食+昼食のメニューをひととおり考えて、まとめてスーパーで買ってきた以外は、自宅でずっと長女と遊んでいました。なんだか身体が本調子でなく、ゆっくり眠りたいのですが、長女は容赦してくれませんで(笑)。

そんな中、長女が一人でDVDを見てる隙(←たまに5分ほどそういった状態がある。すぐに「パパ、一緒に……」と来るのですが)と、長女が昼寝した時間で、一昨日から読んでいた秦建日子著『推理小説』を読了しました。

篠原涼子が主演のTVドラマ『アンフェア』の原作ということで、自分はドラマを見ていないのですが、友人達や奥さんが結構面白がって見ていたなぁ……と思いつつ、本を買ってみたのです。

元々がTVドラマの脚本家として活動していた著者が初めて手掛けた小説が本作『推理小説』ということで、おおげさに言えば「推理小説というスタイル、ジャンルへのちょっとした挑戦」といった感じのユニークな構成になっています。(まるで読後感は異なりますが、東野圭吾氏の『名探偵の掟』と似た取り組みですね。)

そういった工夫の部分はなかなか面白いのですが、全体としてお話が面白いかというと、そうでもありません。でも、そこに登場するキャラクター(特に、主人公!)は、かなり鮮烈で印象的。ゲームで例えれば、キャラクターとシステムの工夫の部分が高得点で、その他の部分はそこそこ……トータル75点みたいな仕上がりに感じました。

この本は、このままじゃドラマになりようがないので、みんなが面白がっていたドラマはずいぶんとストーリーが追加されているんでしょうね。その脚色に、ちょっと興味がわいてきました。

晴れやかな場で

2008年5月9日
今年も「第3回 ダ・ヴィンチ文学賞」&「第2回 幽怪談文学賞」の授賞式にお邪魔してきました。先日、『フィッシュ イン ザ スカイ』を出版された岡本蒼さんに会ったのは、去年のこの場でしたね……。

というわけで、まだデビューされたばかりの方々ですが、いつ・どんな形でご縁があるやもしれないので、勇気を出してご挨拶して回りました(笑)。

「ダ・ヴィンチ文学賞」受賞の、『地図男』の真藤順丈さん、『朝顔の朝』の遠野りりこさん、『吉野北高校図書委員会』の山本渚さん。そして、「幽怪談文学賞」受賞の、『遊郭の怪談(さとのはなし)』の長島槇子さん、『あちん』の雀野日名子さん、『竜岩石』の勝山海百合さん。

みなさま、本当におめでとうございます! 今の自分の仕事からして(←版権取得や映像化など)、ホントに何かでご一緒することもあるかもしれませんので、今日という日がそういった"縁"に繋がったらいいなぁ〜って、心より願っております。

震度0

2008年5月8日
横山秀夫著『震度0』を読了。

阪神大震災の前日にN県警警務課長が突然、姿を消した。これは事件か? 蒸発か!? 県警において人望も厚く、素晴らしく優秀な警務課長の失踪は、N県警においては大震災どころではない激震となる……というお話。

横山秀夫の警察小説はたくさん読んできたが、本作は徹底して県警内部のパワーゲームを描いた作品である。警視庁キャリア、準キャリア、地元ノンキャリアの複数の警視正の多くが、自分の利益だけを考えながら自分勝手に行動する。

そこから生まれるのは公共の利益ではなく、また警察全体のための利益ではなく、完全に個人の損益計算、足の引っ張り合いである。

そんな警察内部のドロドロした人間関係、権力闘争を500ページ弱読み続けるのは相当な苦痛で……。

今まで読んだ氏の著書の中で、最も読み進まず、後味も悪い作品となりました。

GW明け

2008年5月7日
ゴールデンウィークが明けて通常業務スタート。ちょうど月初が休みになっていたもので(会社は5/1と5/2も一斉休暇でした)、さまざまな書類や月次業務が山盛りです。そんな日なのに、外出や来客をいくつも入れてしまっていたので、なんだかてんやわんやな1日でした……。
4連休の最終日。少しでも疲れをとって明日からの仕事に臨まねば…と、今日は奥さんと交代で整体に行ってみたり(←常に一人は長女対応!!)。身体が相当にガチガチだと言われました。自分でもそう思ってるから、意外ではないんですが(笑)。

それ以外の時間は、毎度お馴染みで、長女と遊んでました。この4日間も、相当遊んだと思うぞ。

今日はDVDでジェイソン・ライトマン監督『サンキュー・スモーキング』を見て、日記のネタにしようと思ってたんだけど、長女の睡眠との兼ね合いで半分も見られませんでした……。ので、映画ネタがない。休みにつき一人で電車に乗る時間がないため、読書ネタもない。あまりにも平凡な1日すぎて、今日の出来事にトピックスもない。

そういえば、今年の2〜3月ごろ(日記のネタ作りの意味もあってだが)立て続けにホラー映画(または、ホラーのTVアンソロジー)を見ていたけど、その後、パッタリ見ていない。80年代ホラーの名作を輸入DVDで買いそろえてしまったからか!?(笑)

やはり、どうしても自由にできる時間は限られるので、DVDにしたって見ることができる本数は限られます。ここんとこ、何故か北野武作品を続けて見たりしてホラーには行ってないですね。

以前からずっと見たいと思いつつ未見の映画は『カポーティ』と『ヴェロニカ・ゲリン』と大林宣彦監督の新しい方の『転校生』。こないだの出張中にもDVDを携帯していたほど見る気満々なんですが、機内上映が充実していたり、出張先ではDVD見てる時間なんてなくて、いまだそのままです。

なんとかせねば! ……と、見る時間がとれないことをネタに一生懸命日記を埋めることに時間を費やすなら、日記パスしてDVD見ればいいじゃん!! ってなオチで(爆)。 お粗末!(笑)
休みが3日目に入って、ようやく普通の土日ではなく「ゴールデンウィーク」だという気分になってきた(笑)。時差にも馴染んできたようで、今朝はゆっくり眠れたよ。と、安心していたら、なんか突如、ズドンと身体が重い感じに。時差に慣れて落ち着いてきたら、疲れが一気に出たみたい(苦笑)。明日もう1日休みがあるから、そこで回復だっ!

今日は午前中に長女を公園で思いっきり遊ばせて疲れさせ、午後早めの昼寝に誘導し、夕方から家族で久々の銀座。ホントは奥さんの買い物がしたかったんだけど、長女がぐずって結局オモチャ屋で時間を過ごすことに……。

銀座には僕の行きつけのイタリアンのお店がありまして、長女がそれなりに大きくなったとき(15歳とか17歳とか)にこの店のディナーをご馳走しようと考えていたのですが、なんと突如今月いっぱいでお店が終わることになってしまったので、ずいぶんと前倒しだけど今日そのお店へディナーに行ってきたのです。

もちろん、長女はそれほどいろんな料理を食べられるわけじゃありませんが、奥さんと奥さんのお母さんはひととおりコースが食べられたので、家族全体的には良きイベントになったかなぁ(笑)。

というわけで、今日は首肩背中が激しく痛くて、目の奥もジーンとしてるので早めに就寝いたします……。
午後、青山で髪を切った帰り道、少し散歩して表参道ヒルズを通りかかったら、『躍動する生命の芸術〜シルク・ドゥ・ソレイユの世界〜』というイベントをやっていました。ちょこっと覗いてみると、今年の10月にオープンする「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京@東京ディズニーリゾート」のプロモーションのようです。

「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、サーカスをベースにした芸術的パフォーマンスで今や世界的に有名な存在になっていますが、僕はまだ彼らのパフォーマンスを観たことがありません。常設劇場の専用公演は今まで北米でしか行われておらず、以前ラスベガスに出張の可能性があった際には是非観ておかねばと思っていたんですが、出張自体が流れてそれっきり。今回は、東京にも常設劇場ができるわけで、これは観ないわけにはいきません(笑)。

しかし……やりますね、東京ディズニーリゾート!! これでまた、舞浜に行く機会が増えてしまいますよ(苦笑)。早速、「シルク・ドゥ・ソレイユ」のチケット、とらなきゃ!

で、いきなり夜に飛びますが、寝る前にDVDで映画を1本見ました。先日に引き続き、未見だった北野武作品『TAKESHIS’』です。

コンビニでバイトする俳優志望の「北野武」と、彼があこがれる人気俳優「ビートたけし」の2人が出会うところから物語は始まる。お互いの夢にお互いが登場し、夢の中の自分がまた夢を見て…と、物語は幻想と現実が混在したまま観客を混乱させて暴走する……といった感じの映画。

『監督・ばんざい!』のひとつ前の作品になりますが、個人的には『TAKESHIS’』の方が、まだわかりやすいし、エンターテイメントしてる印象を受けました。これがまだ消化不良だったために、さらに破壊を進めて『監督・ばんざい!』に至るのかな?

でも、北野武作品でいえば、普通の感覚で観るなら、もっとわかりやすい『座頭市』や『ソナチネ』なんかを選ぶ方が無難ですね。わざわざわかんない映画を観る必要ないですもんね(笑)。
溜まった疲れをとるために、今日は寝倒すぞ!! と、思っていても、目が覚めてしまう分には仕方がない……。何故か朝7時に起きてしまい、二度寝できませんでした。うーむ。でも、昼間やはり、眠いわけです。いつものように長女と遊んでいても、あくびが出ちゃって……。

だったら、長女の昼寝に合わせて一緒に眠ればいいものを、長女が昼寝したときしかチャンスがないとばかりに新海誠監督『秒速5センチメートル』をDVDで見てしまうワタシ(苦笑)。

というわけで、ようやく見ました、『秒速5センチメートル』。『ほしのこえ』を会社の仲間に薦めてもらって見て以来の新海誠作品。劇場公開から1年以上経ってしまいましたが、やっと!(間にあった『雲のむこう、約束の場所』は未見のままなんですけど…→スミマセン)

本作もいつものように繊細で美しい独自の映像が魅力的なんですが、大胆なのは「なにげない日常における普通の人の心情」みたいなものだけをテーマに選んでいることで、しかもそれだけで63分をしっかり保たせて映画を成立させているのが凄いなと。

ハリウッド映画のような「ここで爆発」「ここでカーチェイス」「ここでロマンス」なんていう感情の盛り上がりを計算して作った(←その結果、似たりよったりになってしまうことが多い)作品とはまったくの対極にあり、ちょっとおおげさに言えば「なにも起こらない」映画なんです。

転校してしまった仲良しの女の子に思い切って(電車を乗り継いで)会いに行く、その行程だけを30分かけて描いてしまう、みたいな……。でも、静寂の中から充分に伝わってくるものがあるわけで。しかも、山崎まさよしの名曲『One more time, One more chance』がまた、いい感じで流れるんですよね〜(笑)。

ちょうどエンドロールにさしかかる頃、長女が目を覚ますという1時間という尺もなにげにありがたくて、「良い1時間を過ごさせてもらったな」と思ったのでした。

うまいタイトルだなぁと思っていた『秒速5センチメートル』って、桜だったのかぁ……。

結局、眠い状態は夜までずっと続きました。時差の関係もあるのかなぁ。
韓国から戻りました!!

いやぁ〜、しかしこの6日間は長かったー……というか、起きてる時間が長かった(笑)。睡眠時間の少なさと、飲んだお酒の量はかなりハイレベルでしたね!(苦笑)

昨日の昼に日記を書いてから家を出て、韓国で仕事して、今夜、こうやって自宅に帰って日記を書いてる不思議さ加減が韓国の距離的な近さを物語ってます。いや、ホントに近い! 前回の、無理矢理な日帰りより、1泊した今回の方が国内出張っぽいスケジュールで、より"近さ"を感じました。

韓国では、現在『爆丸』のパートナーである会社とミーティングをしたり、親友の友人で韓国にて映像関係のお仕事をされている方に初めて会ったり、余った時間には仁寺洞(イン サ ドン)、 清渓川(チョンゲチョン)あたりを散策してみたり。今回は、まるまる24時間以上韓国にいたので、なかなか充実の旅でした。

日本と韓国の間は近いだけに、飛行機の中で映画を見るには(時間がなくて)ひと苦労なんですが、ロサンゼルス出張の帰国便で冒頭30分だけ見ていた平川雄一朗監督『陰日向に咲く』を韓国往復の間に、最後まで見ることができました。

岡田准一が、主役を良く演じていたと思います。パチンコにのめり込んで借金抱えて周囲に迷惑かけまくってるという"役"自体には全く共感できないんですが、その役の演じ方は素晴らしいものでした。

タッチ&ゴー

2008年5月1日
昨夕、充実のミーティングを終え、ロサンゼルスから無事帰国しました。

相変わらず飛行機の中で一睡もできなかったため(しかも前夜が4時間、前々夜が3時間睡眠なので)自宅に戻ったらすぐに寝ようと思っていたところ、突然の展開で大切な方の壮行会に出席することになり、自宅にスーツケースを置いてタッチ&ゴー!! 壮行会だけに早々には終わらず、ロスで目が覚めてから30時間も起きている状態でした。いやはや(笑)。

で、(やっと)6時間眠って、今日からの韓国出張の準備中。まだ眠いし、胃も痛い……(苦笑)。

ま、でも韓国は日帰りできるほど近いから、なんとかなるなる。これだけ疲れてたら飛行機でも眠れるっしょ!?

てなわけで、本日は韓国へひとっ飛び、行ってきま〜す!
ロサンゼルスでのミーティングをいい感じで終えて、帰途に。その飛行機で見た映画の感想など軽く……。

まずは滅多に映画館で観ない邦画から、『チーム・バチスタの栄光』。なんとなく気が向かなくて、いまだ原作小説も読んでないのですが、この映画はなかなか良くできてました。役者の絵意義が完璧って感じの良さではなく、ミステリーをミステリーとしてきっちり演出している印象。全然飽きずに面白く見ることができました。なかなか!

次に、ディズニー映画の『魔法にかけられて』。アニメーションの中で生きるお姫様が、いじわる魔女によって現代のニューヨークに送りこまれてしまい……。ま、そこで実写化するわけですが(笑)。ディズニーのアニメーション映画のパロディがいっぱい仕込まれつつ、これぞ「現代のディズニー映画!」とばかりの見事な仕上がり。

実は、物語的に「ありえねー!」とか、「そりゃ、男が身勝手だろ!!」とかツッコミながら見ていたんですが、最近長女につきあって見ているディズニーのアニメ映画って、まさにこんな世界だったよな〜と思い直してみると、「そっか、これでいいのか!!!」と理解できたのでした(笑)。

最後に、『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』。前作は映画館で観て、DVDも買ったのですが(→実はDVDは未開封ですが……)、とにかく「とーっても普通なハリウッドエンタメ映画」なんですね。本作もまったく同じ。全編普通に面白い……面白い…かな!? 普通なのかかッ!!! それなりにお金かかってんだけどねぇ

ロサンゼルスの蒲田

2008年4月29日
すっげー寝不足のまま「ロサンゼルスの午前中」に到着してしまいまして、結構ツライです……が、着いてしまったら、もうこっちの時間で過ごすしかありません(笑)。

本番のミーティングは明日なので、今日はアメリカでゲーム機が置かれている場所の視察を行いました。なんだか、割とマトモにゲーム機が置かれてるのって、飲食関係の店が多いんですね。「アメリカにゲームセンターはない」って、結構耳にはしていましたが、事実こういった状況なのだと思い知って、商売の難しさを肌で感じました。

夜は、「ロサンゼルスの蒲田にお連れしましょう」と、現地のスタッフがロスにある居酒屋さんに連れて行ってくれました。一歩店に入ると、日本人の店員さんが日本語で話しかけてくれて、メニューもふつーに日本語で、日本の居酒屋にあるようなメニューがしっかり並んでる。

さらに、料理が出てきたら、これまたちゃんと日本で食べてるような味なんですよ!!! なんか、すごい。ロスに来てステーキ食べるより、ロスで日本と99%同じ居酒屋が楽しめることがすごいです。ビックリしました。ここ、流行りそうだなー!
4/27の17時半に成田空港を飛び立った飛行機は、途中、日付変更線を越え、同じ4/27の11時半(午前中)にロサンゼルスに到着。約10時間のフライトでした。その間、1時間半ほどうとうとしたものの、さほど眠れず、恒例の映画鑑賞で時間を過ごしたので、その感想など(笑)。

今回は、実はもうすぐ日本公開になるのが楽しみだった映画が2本プログラムに入ってて、かなりトクした気分になったのですが……。『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』と『最高の人生の見つけ方』ですね。

まずは、マイク・ニコルズ監督作『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』。予告編を見て、とっても楽しみにしていたのですが、ちょっと予想と違っていました。予告編を見る限り、トム・ハンクス演じる主人公の下院議員はかなりの問題児で、そんな問題児がどうしてアフガニスタンでの戦争を止めることが出来たのか!? を「ユニークに」描く映画のように受け取れたのですが、これが大間違い。

確かに"大酒のみで女好きという面では問題児"な下院議員ですが、実際には映画の冒頭からアフガンの様子をちゃんと気にしている主人公であり、国家予算をある程度動かせる実力者なのでした! だから、(映画的省略も確かにあるのですが)意外と物事はトントン拍子に進んでいくわけで、前述のような内容だと勝手に誤解して見た分には、「あ、違う映画だった!!」ってな気分になるのです……。

共演のジュリア・ロバーツは可愛いけど、イマイチ存在感がないし、フィリップ・シーモア・ホフマンも面白い役作りなんですが、映画全体がサラッとしてる中で損してる印象。良い役者がそろっているのに、残念な映画でした。

続いては、ロブ・ライナー監督作『最高の人生の見つけ方』。末期癌で余命わずかという状態で同じ病室で知り合うことになった二人が、人生でやり残したことをやりに行こう!!と旅に出るお話。

こういう設定だけでそこそこ「いけそう」なのに、加えてこの二人を演じるのがジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマってことなので、間違いなし! ……なんですが、これもまたスムーズというか平坦というか、綺麗にまとまりすぎていて、良い映画なんだけど、胸に迫る感じじゃなかったなぁ。いいんだけどなぁ……。

と、不満を言えるのも映画を見ることができたからでありまして、そのへんは今回の海外出張に感謝なのです。

"KITANO BLUE"

2008年4月27日
昨夜、寝る前にDVDで北野武監督の『監督・ばんざい!』を見ました。

ギャング映画が得意なくせに、「暴力映画は二度と撮らない!」と宣言してしまった"おバカな"映画監督キタノ・タケシ。仕方がないので、違ったジャンルの映画を企画するのですが……。

旧き良き日本映画、恋愛映画、ホラー映画、時代劇、はたまた"昭和30年代を懐かしむ"映画と、何を撮ってもうまくいかない。ああ、どうしよう。どんな映画に可能性があるんだろうか!? 監督は、どんどん追いつめられていきます。

と、まぁ、かなり実験的な映画です。ブルーの制服を着たキタノ・タケシ監督が、自身を模した張り子の人形を抱えて登場し、都合が悪いときには人形に入れ替わるってあたりに深い意味が隠されているのかもしれませんが、お笑い芸人でありながら映画監督としてはシリアスな作品で世界的な評価を受けている北野武監督の心情(と実績)がなければ撮りようのない作品ですね。

面白くないけど、面白い。深く考えてそうで、そうでもないかもしれない。映画としては、とても評価しづらい。いずれにせよ、ここまでこういった映画なら、小さなテレビ画面で見るのではなく映画館で観るべきだったなぁというのが個人的な感想でした。

というわけで、ひとっ走り(ひとっ飛び?)ロスに行ってまいります。

昨日、長女と一緒に最近お気に入りの『トムとジェリー』を見ていた際に「もっとたくさんジェリーみたいなー」と言うので(←4話入りのDVDを毎日何度も見ている)、「しばらくお仕事で家にいないお詫びに、新しいお話をプレゼントするよ」と言ったところ、「プレゼント!? ジェリーの新しいの!? わーい、わーい」と喜んでもらったので、Amazon Prime でオーダーしてから出発。

なんて書いてる横に長女がやってきて、「今度はドラえもん、プレゼントしてね」だと!! 末恐ろしいな、この2歳児……。
今日は1日ゆっくり休んで……と思ってたんだけど、ゴールデンウィーク前半戦を出張でつぶしてしまうことを考えると、やはり今日だけでも家族サービスせねばっ!! と思いまして、曇り空の下、朝から上野動物園に行ってみました。

長女にとっては1年ぶり、人生2度目の動物園。前回は、見る者すべてが"初見"のものばかりで、どの動物がなんて名前なのかまるで知らなかったのですが、さすがに1年経って2歳にもなると、「ゾウ見よう!」「次はペンギン!」「キリンだ!」などと主だった動物の名前と姿が一致するようになっていて、成長の跡が見られます。

動物園の後、上野の「聚楽」で遅め昼食を食べ、夕食の食材を買って帰宅。今日は天気予報では最高気温19度の予報だったので軽装で出かけたところ、終日曇ったままで風もけっこう強くて寒く、帰宅する頃にはくしゃみが……。出張に備えて体調万全どころか風邪なんかひいちゃたまらん!

というわけで、暖かいお風呂に入って、風邪薬飲んで寝よう。

一新!?

2008年4月25日
とりあえず、超忙しい一週間を終え、一息ついた感じです。ま、「終わりは始まり」ってことで、またこれからエンジン全開でやってかなきゃいかんのですけどね。がんばろう、セガ!

ひとまず、明日は1日ゆっくり休んで、明後日からの出張に備えます。実りある出張にしたいから準備万端で臨みましょう!!

今日、メールマガジンで知ったのですが、この1ヶ月内にWiiのバーチャルコンソールで配信開始になったメガドライブのタイトルは、『フェリオス』と『武者アレスタ』なんですね(→全然リアルタイムでチェックしてなくてスミマセン……)。

『フェリオス』といえば、当時、メガドライブにナムコが参入決定! → 「おおーっ、ついにナムコがキターッ!!」  → 第1弾はフェリオス! → 「ふぇっ、ふぇりおす!?」 みたいな、思い出深いゲームです(笑)。ギリシャ神話をモチーフにした縦スクロールのシューティング。

元々がアーケードゲームでありまして、当時としては表現力が豊かな基盤だったため、デモシーンの女神アルテミスが可愛いとか(笑)、とにかくグラフィックの美麗さが話題になったゲームでした。もちろん、メガドライブ版ではハードスペックの制約で(アルテミスの絵はスペックだけの問題じゃない気もするが)、その美麗グラフィックは再現できてはいないんですけど……。

でも、メガドライブファンにとって、ナムコが参入するという話題が当時どれほど凄かったか!!! と、まぁ、そういった意味合いのゲームです。シューティングゲームとしては、それなりにしっかり出来ていて、ちゃんと遊べますからご安心を♪

で、もうひとつの『武者アレスタ』なんですが、これも縦スクロールシューティング! 開発がコンパイルということで、"高速スクロール"とか"パワーアップ"が定番の魅力でした。シリーズ初の和風テイストってのも良かったですねぇ。当時、メガドラユーザーには大変人気のあったタイトルです。

ま、いずれにせよ、この2タイトルはメガドライブのファンにとっては、いろんな意味で話題になったタイトルで、いつも言ってますが、そんなゲームが今、なにげに遊べることがやはり凄いことだと思うのです。
今週はまた、本気でドタバタしております。リスケ!リスケ!リスケ!って感じで(苦笑)。人生、忙しい時期はあるものですな……→それが会社にとって役に立つことなら、なお良いことですな(笑)。

ゴールデンウィークの前半戦は、海外出張が2件入りました。海外旅行にでかける方も多い時期に、そんな皆様にまじって出張です。

まずは久々のロサンゼルス! 世界最大のゲームのトレーディング・ショー「E3」で何度か行ったよなぁ……。イベント期間中朝から晩まで仕事して、最終日だけ夕方早めに終わるので、ひとりでタクシーに乗ってユニバーサル・スタジオに行ったのが懐かしい!!(←受付じゃなかった視察の人は、昼真っから会場にいなかったなー・笑)

で、ロスから帰ったら、次は韓国に飛びます。こないだ海外に行ったのは、昨年10月の韓国だったなぁ……と、意外と韓国づいてることに気付いたり。あれは日帰りだったか!(笑)

いや、ホント、ぶっちゃけ英語が自由に話せればどれだけ海外出張も気が楽なことか……(苦笑)。英語が苦手で理数系に進んだ人生を振り返ると、今さらどうしようもないんですけどね(爆)。

四季折々

2008年4月23日
忙しい時ほど、早足で街中を歩いてるときに目にとまる花が妙に嬉しかったりします。

「1分1秒が惜しいんじゃ〜ッ!!」と思いながらも、「あ、なんて綺麗な花だろ」って思うと、つい立ち止まって携帯で写真を撮っちゃったりして(笑)。

日本って、ホントに四季が美しい国ですね。この国に住んでいることって、なにげに贅沢だよなぁ……って思います。

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