備えることの必要性

2008年1月28日
高嶋哲夫著『M8(エムエイト)』を読了。神戸の震災を経験した主人公達が10年後に起こる東京直下型大地震にさまざまな形で立ち向かう物語だ。「M8」とは「マグニチュード8」を意味している。

この本を手に取ったとき最初に思ったのは、神戸を故郷とし、あの震災で知人を失った自分がこの本をちゃんと読めるのだろうかという不安だった。が、たまたま自分はあの震災の前年に転職のため東京に単身引っ越し、"その瞬間"を体験していない。自分が神戸の地に戻ったのは地下鉄が復旧した日だった。

『M8』では地震があらかじめある程度予測され準備ができていた状態で、東京の街がどのような状態になるのかを描いている。故に、酷いことになりながらもまだマシな展開だ。実際、予測と準備がされなかったら、もっと被害は大きくなる……ということが何度も文中で語られる。

客観視点の小説なのに、あたかもリアルタイムにニュースを見ているような空気感を感じるのは、やはり自分が神戸出身で現在は東京に住む人間だからなのだろうか。

いずれにせよ、いつくるかわからない(けど、決して来ないわけじゃない)地震について、この本は多少なりとも気持ちの準備をさせてくれる。
毎日ホントに寒いですね〜。休日が来るたびに長女をどこで遊ばせるか悩んでいます。あまりに寒いと屋外に連れ出すのを躊躇して、行き先が狭まってしまうもので。でも、幼児の頃から寒いところにガンガン連れ出すような"子供は風の子"鍛錬方針の方がホントは良いのでしょうか???

なんて風に、週末はいつものように過ごしておるのですが……。

今日も長女が眠った真夜中にひとりコッソリとホラー・アンソロジー『13 thirteen』から1作、前回のアンソロジー作品がとても良かったジョン・カーペンターの監督作品『グッバイベイビー』を鑑賞しました。

邦題がかなりビミョーな本作品(原題は、『PRO LIFE』、そのまま訳すのも確かに難しいところですけど)。なんとモンスター映画です。おどろおどろしさで見せるのではなく、ガチンコでクリーチャーが出てきます。60分という尺で、この剛速球な展開……驚きました。

「望まない形で授かった子供」というテーマがテーマなので、その受取り方によって観客の印象がずいぶんと変わりそうな作品です。僕個人としては、「表現がおどろおどろしくない分、ホラー映画として見る分にはスッキリしていた」のと「最後のモンスターの表情がちょっと印象的だった」という感想。

作品としては、『PRO LIFE』というテーマに関して自らのスタンスを提示するのではなく、いくようにも受け取れる形で観客に委ねる姿勢をとっています。でもまぁ、このお話そのままだったら「彼女の側に立ってあげようよ〜」って思っちゃいますけどね。
Wiiのゲームソフト配信サービス「バーチャルコンソール」では、セガはこれまでもメガドライブソフトを多数リリースしてきたのですが、このたび、ついに2008年2月から新たにマスターシステムで発売したソフト群がリリース開始になるという発表がありました。

マスターシステム(セガマークIII)というのは、メガドライブ(16bit機)の前に販売していた8bit機で、1980年代中頃から1990年代前半にかけて主に欧州で人気があったハードですが、日本では、知る人ぞ知る…って感じだったでしょうか?

でも、そんなイマイチだった日本においても「このハードすげー!!」って話題になったのが、『北斗の拳』『ファンタジーゾーン』『スペースハリアー』あたりのタイトル。当時はファミコンといい、マークIIIといい、まだ8bit機であったために「あのアーケードゲームがこんなに再現だれてるなんて!!」とか「背景画面が多重スクロールしてビックリ!」とか、そんな時代だったんですよね(笑)。

当時「このゲームのためにハード買ってもいい」と思わせた有名な2作『北斗の拳』と『ファンタジーゾーン』がもうすぐWiiで遊べるなんて、ホントに不思議だね。

詳しくは、「メガドライブ/マスターシステム・バーチャルコンソール公式サイト」http://vc.sega.jp/でチェックしてね!

改めて続く

2008年1月24日
「厳正なる抽選の結果、第4回対象期間(1月15日〜1月21日)においてあなたの獲得したSuicaポイントが10倍ポイントの対象となりましたのでお知らせいたします」

というメールが届いて、また当選!? 今回も自販機で缶ジュースを買った1ポイントが10ポイントに……。何度も何度もありがたいことで(笑)。

今日は、ここ数ヶ月関わっていた(いや、厳密に関わり初めてからだと半年近くになるか……)案件にひとつの決着が付き、決着が付くと同時に改めてスタートすることになりました。「To Be Continueed」とでもいうのでしょうか。この案件は結構な長旅になりそうです。

夜、映画の会社の方と一緒にご飯を食べました。僕は昨年末に案件をひとつ担当したきっかけで知り合ったのですが、ウチの部のスタッフが7年も前からその相手を知っていたということで、懐かしい&新しい懇親の場となりました。この出会いから、また新しい仕事が花咲くと良いなと思います。

どっちがどっち

2008年1月23日
今週はいくつか重要なミッションがあって、ガツガツと資料作りに精を出しています。今週は毎晩外に出る予定があったのだけど、今日はそれも見送って残業。しっかり資料作って、しっかり議論して、しっかり決めていかないとね!

さて、そんな今日ですが、お昼時にサンリオの内見会に出かけました。毎度感じることなんですが、これだけのキャラクターをこれだけの商品展開して、それをきちっと商売として成り立たせるのは大変なことだな…と。

「ゲームを作る→そこからキャラクターが生まれる」と、「キャラクターを作る→そのキャラクターを使ったゲームも含むビジネスを最大限に拡大する」と、どっちがどうなんでしょうね。でも、キャラクターを作るためには、その中心となるメディアも必ず必要なわけで。それがゲームだろうとマンガだろうとアニメだろうと。

日々、いろいろ考えます。

H・P・ラヴクラフト

2008年1月22日
今日も終日ドタバタしてて、しかもここに書ける内容でもないので、読書話など少々……。

創元推理文庫から発売中の『H・P・ラヴクラフト全集』に、「別巻 下」という新刊が昨年末発売となった。「ラヴクラフトが手がけた添削・補作を執筆年代順に集成した別巻2冊をもって、本全集は完結する。」という重々しいキャッチコピーも「さもありなん」と思わせる歴史を感じる全集である。

『H・P・ラヴクラフト全集』は1〜7巻+別巻上下の全9冊構成になったわけだが、この1巻の発売が1974年12月23日ということで、実に33年かけて刊行されたことになる。何でもすぐに拡がってあっという間に消えていく現代において、これはなんとも凄いことだ(と思いません!?)。

とかなんとか、『全集』の歴史の重さに感心しつつ全巻を買い揃えてしまう竹崎なんですが、実のところ、全9冊のうち30%くらいしか読んでないし、読んだ中にも高校時代のことなので内容はうろ覚えなんて作品が多数。ちゃんと今でもストーリーを覚えている作品は数少ない……。

ちなみに、ラヴクラフトという作家は1890年生まれの作家で、"SFホラー作品"をたくさん書いた作家でした。いわゆる「クトゥルフ神話」といわれるものの土台を作った人物です。かのスティーヴン・キングも愛読していたらしいのです。

さて、ラヴクラフトについて書き始めると、なんだか途方もなく拡がりそうなんで今日は押さえ気味に(苦笑)。『ZOMBIO 死霊のしたたり』(原題:Re-Animator)というタイトルで映画化されて世界的に有名になった原作『死体蘇生者 ハーバード・ウェスト』を再読してみました。

原作はもちろん面白いのだけど、改めて、この原作をあれだけパワフルな脚本に仕上げたスチュアート・ゴードン&デニス・パオリは、なんて素晴らしい仕事をしたんだっ! と、けっこう感激してしまいました(笑)。
身の回りで長きにわたって使用するものは少しは良いものを持った方がいいよなーと、今さらながら考えた。

じゃ、その対象って何だろう?

最初に思いついたのがシステム手帳。これはもう、毎日ほとんど肌身離さず持っている。でも、システム手帳は「セガダイレクト」担当時代に作った「セガシステム手帳」が"オンリーワン"な気分で捨てがたい(笑)。

ただ、セガブルーバージョンを約5年使い込んで色褪せてボロボロになっているのは気になるところで、現在はその前に買っていたブラックバージョンに一旦戻していたりするのだが。

次に思いついたのがベルト! ベルトってば、毎日自分の腰に巻きついて行動を共にしているわけで、これは重要なアイテムだ!!

ベルトって身体に馴染むから、あまりしょっちゅう変えたくなくて、しかも使い込んでいるものの方が使用感が良い。でも、今のはさすがにくたびれてきてるので、ここはいっちょ"それなりの"ベルトに買い替えだな。

そういう順番で考えていくと時計、靴もそれなりにローテーションしながらも毎日使うアイテムだ。でも、このへんは"着替え"前提の感覚で買ってきたから今すぐ変えなきゃいけないものでもない……。

カバン。これも重要だが、とにかく僕は"荷物もち"(←カバンにやたら荷物入れて運んでる人)なので、それなりに多くの荷物が入って、重くなる分、肩からかけられるものじゃなくてはならない。そういった基準でカバンを適宜買っているので、現時点では今使ってるので充分。

というわけで、ひとまずベルトを買いに行こうって気持ちになってきた(笑)。
この2人の組み合わせだけは、一刻も早く観にいかなければ!! と、ティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演の映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観てきました。

この映画は観た人によって賛否両論が出ているようですが、実際、そのような映画です。「抗いようのない愛の呪縛を描いた美しい映画」とも言えるし、「ホラー映画を見慣れた人間でさえ"ウッ"となるシーンがある映画」でもあります。

ただ、間違いなく言えるのは、独特に美しい色調。基本、白と黒と赤の3色でほとんどの画面の色を構成しています(←厳密に言えば白っぽい肌色とも言えるけど)。カラーフィルムから色を抜き取ったかのようなモノクロに近い(でも、モノクロではない)画面に大げさなまでに真っ赤な血が飛び散るとき、なんとも凄惨でなんとも悲しい"色"が観客に浴びせかけられます。

もうひとつ、この映画はミュージカルを原作としながら、ミュージカルの役者ではなく映画の役者がセリフを語るように自ら歌を歌うことで、独自の雰囲気を生み出しています。ジョニー・デップ、
ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマンをはじめとする役者が掛け合いで歌を口にするとき、そこには単に歌でもなく単にセリフでもない、なんとも強く美しいハーモニーが感じられるのです。

この2点だけは、少なくとも強烈に心に残りましたし、この映画について語るべきポイントなのではないでしょうか。でも、そういった魅力を語る前に、基本的に血を見たくない人は観ない方が良いでしょうし、東京人物達がやってることは誰をとっても酷いことばっかりと言っても間違いありません。

それでもなおこの映画を観るとき、それぞれの登場人物が自分の感情に押し流されて取る行動や、そこから生まれた制御できない状況や、すべての結果が辿りつく(ある種、美しいまでの)結末について、観客それぞれがどう受け取るか、なんですよね。
今日は「次世代ワールドホビーフェア」の見学&懇親パーティー出席のため、海浜幕張へ行ってまいりました。今週はホントに寒くてガクガクです。

セガブースでは、NDS『ドラえもん のび太と緑の巨人伝DS』(久々に楽しそうなドラえもんアクションゲーム!! 最近はアクション出てなかったですよね)、Wii『ドラえもんWii ひみつ道具王決定戦!』(←みんなで遊べるボードゲームタイプ)、『古代王者 恐竜キング』『甲虫王者ムシキング』『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』『おしりかじり虫のリズムレッスンDS カワイ音楽教室監修』『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』なんてところが賑やかに展示されてました。どれも結構な人付きで、いい感じです。

懇親パーティーの場でも、終わった後も、いろんな人といろんな(真面目なお仕事)話をして、帰りの電車の中ではアタマの先から足の先まで仕事(とお酒)が詰まってるような気分でした(笑)。

さーて、明日は完全オフだッ!
年賀状をきっかけに、約5年ぶりにとあるセガOBの方と会いました。ホントに久しぶりに顔を会わせたのに、会った瞬間からずーっと仕事の話で盛り上がってしまいました(笑)。

彼は現在、ゲームとはまったく違う業界にいらっしゃるのですが、そんな世界でエンターテイメント・コンテンツを使った新しいビジネス・チャンスを生み出そうといろいろがんばっていらっしゃる様子でした。でも、新しいことをやろうとすると、文化の違う世界では苦労も多いみたいで。

どっちが正しいとか間違っているとかじゃなくて、せっかく異なる視点があるのだから、お互いの視点をお互いに理解し合って、これからの会社があるべき姿を一緒に思い描ければ良いのだろうになぁ……って感じながら、いろいろなお話を聞いていました。

やはり、業界が変わると、直面する問題もまったく違うわけで、これは非常に勉強になることです。もっと知識や考え方を拡げるために、いろんなお仕事をしている方のお話を聞かなきゃいけないな〜と改めて思いました。

でも、やはり久しぶりに懐かしい方と会うのは楽しいですね。年賀状が続いていて良かった!!
今日はいろんな映像案件についていろんな人と話す1日となりました。やはり、旧映像ビジネス部が一緒になったことで増えた守備範囲は結構広いのです。一生懸命、ちゃ〜んとしっかり取り組まなきゃ……ね!

読書話ですが、「医学博士・伊良部一郎」が活躍するシリーズの2作目・奥田英朗著『空中ブランコ』が文庫になったので早速読みました。

ちょうど1年半ほど前に単行本が出たばかりのシリーズ3冊目『町長選挙』をとある方に薦められ、文庫が出たばかりの1冊目『イン・ザ・プール』とまとめて読んで以来で。その際には2冊目だけ「やはり単行本を持ち歩くのは重い」という理由で読まなかったんですよねー。

で、今回の『空中ブランコ』なんですが、"ちょうどいい!"って印象。バランスが良い。キャラクターやエピソードのユニークさと、その後ろにある「ちょっといい話」のバランスが絶妙でした。これは、1冊目(←面白いがこなれていない気がする)および3冊目(←面白いがネタが時事問題に寄ってきている気がする)を読んだときより強く感じたこと。

そう思うと、第131回直木賞を受賞したっていうのも、なるほど……と思います。直木賞の選考基準はわかりませんが、この3冊から選ぶと間違いなく『空中ブランコ』かな、と。今回読んでみて、1冊目を読まずに2冊目から入って平気だと思ったので、本シリーズ未読の方は、ぜひ『空中ブランコ』を読んでみてください!
今週から新年会というか、たまたま飲み会というか、とにかく毎晩飲む機会が続きます。昨日は特に予定はなかったものの、会社のスタッフとご飯食べて帰るのが「しっかり飲み」になっちゃったので、実は昨日から連チャンが始まってるわけですが(苦笑)。

で、なんと今夜は2本立て。急遽、昨日決まった大切な会食と、元々予定していた(これまた大切な)ゲーム業界仲間の集まりに連続で参加してきました。前半戦では、会社のキャラクター戦略やメディア戦略に厳しい意見を頂戴しながらも今後いっしょに面白いことをやっていこうという未来へつながる話で終わり、後半戦では僕が大好きなクリエイターの方に久々に会えたりもしてWハッピーでした。

が、さすがにこれだけ飲むとヘトヘトに……ってことで、朝までコースには進めませんでした(爆)。ホントはもっとたくさん話をしたかったなぁ〜。また近々、会わなきゃ!!

午前2時、「寒いなぁ〜」と思いながら見上げた夜空には小粒の雪がチラチラと。今冬初めて見た雪でした。

手を取り合って

2008年1月15日
今日は午前中に、サンリオとセガトイズが共同開発したキャラクター・プロジェクト『ジュエルペット』の発表会があって、有楽町に行きました。昨年4月にサンリオとセガサミーグループが提携発表してから初めての共同事業ということで。

キャラクターに強いサンリオと、キャラクターを(特にデジタルエンターテイメント分野で)キャラクターを動かすのが得意なセガサミーグループが協力したら何が生み出せるのだろうかというのは常々考えているのですが、ようやく一つ目が形になりました。今後もいろんな新しい展開をやっていかなきゃ、ですね。

ゴースト・ハート

2008年1月14日
長女のお昼寝の時間と、夜長女が眠った後の時間を1時間ずつ使って、テリー・ツワイゴフ監督の映画『ゴーストワールド』を見ました。

元々単館系の映画で、上映されていた時期(2001年)に気になっていたものの見ず、DVDも買ったまま見てなかった(←ヲイヲイ!!)という作品がようやくわが家で陽の目を見ることに!?

若き日のソーラ・バーチとスカーレット・ヨハンスンが主演して、高校を卒業したものの、世間のくだらなさに辟易しながら生きている日常を描いて、とても面白い。音楽やファッション・センスも良くて、ちょっとオフビートながらも楽しいノリで映画は進んでいくのだが……。


ラストは衝撃的だ。来るはずのないバスに乗ることは、すなわち"死"を意味させるのであるが、彼女は自身で死を選んだのだろうか。それとも、精神的にどうにもならないところに追い込まれて、心だけが死んでしまったのだろうか。もしくは少女の彼女は消えて大人になったということだろうか。

監督は明確な答えを出さないままに突然に幕を引いてみせる。そこまで淡々としかしリズミカルに来た流れはフツッと途絶え、見る者の気持ちは宙ぶらりんのままだ。
昨日は寝てばかりだったので今日は長女の遊び相手を。相変わらず、おままごとキッチンでお料理と洗い物を延々と任される父です。仕事より大変だ〜(苦笑)。

長女が昼寝した隙(の1時間)にブルーレイ・ディスクの『2001年宇宙の旅』を(半分くらい早送りで)見る。以前にも書いたが、この映画はLDでもDVDでも何バージョンも持っていて、映像再現技術が向上するたびに見直す作品だ。自分の中で、果てしなく素晴らしい映像で何度でも見たい映画の最高峰。

その他、長女が飽きない範囲(15分くらい)で『スター・ウォーズ』のDVD映像のアップグレード具合をチェックしたり。確かにPS3でアップグレード出力すると少しは細密度が増したような気がする(笑)。とくに派手で細かなCG映像には効果を発揮する様子。これ以上買い直しをするのもナンですからねぇ(苦笑)。

昨日寝た分がんばってたんですが、やはり調子悪くてグラグラしてきて、申し訳ないことに21時過ぎには就寝。
遅くに起きたくせに、まだ身体がだるくて眠くて眠くて昼寝までしてしまった土曜日。それでもまだスッキリしなくて嫌な感じ(苦笑)。体調悪し。

何げに夕方届いた荷物がDVD-BOXの『13 thirteen』だった。予約した瞬間に発売日を忘れていたので「もう発売!?」って驚いた。ホラー映画の名監督達が撮るホラー・アンソロジー『マスター・オブ・ホラー』の第2弾です!

タイトルを変えたってことは、前作がよほど売れなかったのでしょうか!? ボックスのデザインも前作のおどろおどろしいものから一変してるし(笑)。

せっかくなので寝る前に1作。ホントは前回なかなか素晴らしかった(←『世界の終わり』という作品)ジョン・カーペンターの作品を……と思ったのですが、やはり収録順に見ようと思い直し、鶴田法男監督の『ドリーム・クルーズ』を見ました。

『リング』の鈴木光司の原作、『リング0 バースデイ』の鶴田法男が監督ということで結構期待していたのですが、なんというかこう全体に不完全燃焼な作品でした。一番恐ろしいシーンが殺された人物の亡霊が登場するシーンになっているのだけど、これがもう、怖くないのですよ(←役者は熱演です)。

映画『リング』の貞子を見た後で(←すでに何年も経過しているが)これを見てもどうかと。でも、ルックス(ぱっと見た目)の怖さに限界があるとすれば、後はシチュエーション(そこに至る演出)の怖さでもっていかないと仕方がないだろうと思うんですよね。その演出がいまひとつ弱いのではないかと……。

とはいえ、この『13 thirteen』シリーズがあと12話分楽しめるのかと思うと幸せな気分なんですけどねー!!(笑)
遅まきながらの仕事始めの一週間が終わりました。いきなりやること満載で結構キツかった……。年末年始休暇からそのまま溜まった疲れが突っ走る感じで、最後はフラフラと金曜夜のゴールテープに倒れ込むようにベッドに沈んでおしまい(笑)。

幸いにも3連休なので、ここで回復を図ろうと思います。

電車では、東野圭吾著『探偵ガリレオ』に続き、そのまま続編の『予知夢』を読んでおります。

当選通知

2008年1月10日
「応募不要!10倍ポイントが当たるトクトクキャンペーン期間中にSuicaポイント加盟店で、Suicaをご利用いただきまして、まことにありがとうございます。厳正なる抽選の結果、第2回対象期間(2007年12月25日〜2008年1月7日)においてあなたの獲得したSuicaポイントが10倍ポイントの対象となりましたのでお知らせいたします。当選対象ポイントの10倍のSuicaポイントをプレゼントいたします」

という当選メールが届いた。

調べてみると、Suicaで缶コーヒーを買ったときについた「1ポイント」が「10ポイント」になっていた(苦笑)。1ポイントが1円相当なので、今回の当選で得た賞金は「9円」!!

思わず笑ってしまったよ。

今さらガリレオ

2008年1月9日
今週はもっと余裕綽々な毎日を送るつもりで週末に準備をしておいたのに、次から次へと案件が沸いて出て、あっという間にめまぐるしい日々になってしまってます。うむむ。

さて、今、電車の中で読んでいるのは昨年秋にドラマ化されて話題になった東野圭吾著『探偵ガリレオ』。不思議な現象をともなった事件を解決するために旧友の刑事に手を貸す物理学者・湯川学が登場するユニークなミステリーです。

いわゆる短篇連作なのですが、1作ごとに「不思議な事件」が起きて、それが物理学者によって解決されるという構成が非常に面白く、著者の芸域の広さを見せつけられる作品。読みやすく、面白い本です。

ドラマも見ておけば良かったかなぁ。

今年も年賀状効果

2008年1月8日
昨日に較べると、ちょっとだけ落ち着いた新年2日目。若干の余裕があるところで、会社にいただいた年賀状を読んでおりました。

自宅にいただく年賀状も多いのですが(←出してる枚数はもっと多いが)、会社にいただく年賀状も年々増えてます。特にこの2年間は、もともと4つだった部が合併して1つになり、その全体を見るようになったわけですから、取引先の増え方もハンパじゃありません。

そんな年賀状の中で、何年も会ってないのに暖かいメッセージをいただいた方には早速メールで返信。下手すりゃ10年ぶりなんて方にメールするのは非常に照れくさくて困っちゃうのですが(笑)、そんな中から思いがけない再会があったりするので、このメール時代にあっても「葉書の年賀状」ってのは「きっかけ作り」として実に良いなぁと、しみじみ思うのです。

以前にも書きましたが、僕の個人の年賀状は、その1年間会わなかった人にも自分の近況をしっかり伝えられるように「この1年の自分のサマリー」を葉書の裏面にギッチリ書き込むという方針でやってます。年賀状だけ読んでれば、「おー、竹崎はこんな風にやってるんや〜」ってわかってもらえる年賀状作り、ですね!

年末ごとに、この日記と手帳を1年分読み返して、主だった出来事をピックアップしながらテキスト化していき、それをどんどん整理して膨大なテキストをそぎ落として、最後に葉書サイズに収まるところまでもっていく作業。「1年の計は元旦にあり」と世間一般では申しますが、僕の場合は年賀状を作る作業自体が「1年の計」って感じです。

でも、そのおかげでか、久々に会った友人とも「久々な感じがしない」って、妙な距離感がない再会を果たせたりするので、年賀状ってこんな風に使えばとっても価値があるよなぁ〜って思います。

年賀状シーズンが終わったばかりで恐縮ですが、みなさんも年に一度くらい、長年会っていない友人に近況報告する葉書を送られてはいかがでしょう? そこからまた新しい人とのつながりが生まれるかもしれませんよ(笑)。

< 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 >