花粉に吹かれて
2008年3月8日天気の良い土曜日。長女とふたりでお留守番して家でずーっと遊んでいたのですが、何時になってもいっこうに昼寝してくれないので、やむなく(疲れさせようと)公園へ。
シャボン玉にキャッチボールにブランコに滑り台に乗り物に……何から何まで要求通りに遊び倒すこと2時間! 大喜びの長女をよそに、花粉症の父は、くしゃみ&涙目&目の周りのかゆみでボロボロです……(苦笑)。
今年は、けっこうキツイかも。こないだまで平気だと思ってたのは、予防のために飲んでいた薬がたまたま効いていただけだったのかー。一度崩れると、もう、いかに薬を飲み続けても症状は治まりません。あまりに目鼻がボロボロで、起きていてもどうにもこうにも苦しいだけなので、夜は薬飲んで目薬さして、さっさと就寝!!(涙) あ〜あ。
今日、長女がディズニー映画のDVD(←最近、見るようになった)を真剣に見ていた隙に、本を持ってきて読んでたら、「くわいほん、ないないして!(=怖い本はしまって)」と振り向きざまの長女に鋭く注意されました。さすがに長女の前なので表紙にホラーな写真がないのを選んだんだけど。雰囲気でバレたか!(笑)
『新映画秘宝Vol.3 スプラッターカーニバル』ってムック本なんですけどねー。7年ほど前に出たものだから最新データじゃないんだけど、結構いい感じに80年代ホラー映画をとりまとめていて、先週見たDVD『封印 殺人映画』を補完する意味で読みたかったんだけど。
80年代ホラーでDVDが出たら買おうと思ったのは、『バーニング』と『ローズマリー』。特殊メイクをトム・サヴィーニという素晴らしきメイクアップ・アーティストが担当したこの2作品は、やはり持ってなきゃいかんな〜と改めて考えた次第で。
シャボン玉にキャッチボールにブランコに滑り台に乗り物に……何から何まで要求通りに遊び倒すこと2時間! 大喜びの長女をよそに、花粉症の父は、くしゃみ&涙目&目の周りのかゆみでボロボロです……(苦笑)。
今年は、けっこうキツイかも。こないだまで平気だと思ってたのは、予防のために飲んでいた薬がたまたま効いていただけだったのかー。一度崩れると、もう、いかに薬を飲み続けても症状は治まりません。あまりに目鼻がボロボロで、起きていてもどうにもこうにも苦しいだけなので、夜は薬飲んで目薬さして、さっさと就寝!!(涙) あ〜あ。
今日、長女がディズニー映画のDVD(←最近、見るようになった)を真剣に見ていた隙に、本を持ってきて読んでたら、「くわいほん、ないないして!(=怖い本はしまって)」と振り向きざまの長女に鋭く注意されました。さすがに長女の前なので表紙にホラーな写真がないのを選んだんだけど。雰囲気でバレたか!(笑)
『新映画秘宝Vol.3 スプラッターカーニバル』ってムック本なんですけどねー。7年ほど前に出たものだから最新データじゃないんだけど、結構いい感じに80年代ホラー映画をとりまとめていて、先週見たDVD『封印 殺人映画』を補完する意味で読みたかったんだけど。
80年代ホラーでDVDが出たら買おうと思ったのは、『バーニング』と『ローズマリー』。特殊メイクをトム・サヴィーニという素晴らしきメイクアップ・アーティストが担当したこの2作品は、やはり持ってなきゃいかんな〜と改めて考えた次第で。
世界が色づく瞬間!
2008年3月7日森絵都著『カラフル』を読んだ。
「おめでとうございます、抽選に当たりました!」という天使のかけ声から始まる物語は、冒頭から「なんじゃ、こりゃ!?」とあまりの"素っ頓狂さ"に驚かされるのだが、最初に感じる違和感は読み進めるうちにどんどん薄れ、次第に自分が(主人公と一緒に)物語の流れに抵抗すら出来ずにエンディングまで一気に流されていくような小説である。
大きな過ちを犯して死んだ、罪な魂は"失格"となって輪廻のサイクルからはずされ、二度と生まれ変わることはできないのだけど、たまたま運良く抽選に当たった魂は、一定期間だけ下界の誰かの身体を借りて修行をおこない(=「ホームステイ」という)、修行を通じて自分の犯した過ちをちゃんと自覚できたら昇天して輪廻のサイクルに戻れるという……。ちなみに拒否権はなし!!(笑)
というわけで、死んだと思ったとたんに(抽選に当たってしまって)下界で修行することになった主人公のお話がどこでどうなって「カラフル」につながっていくのか? なかなか見事で、心洗われる小説としてオススメします。
「おめでとうございます、抽選に当たりました!」という天使のかけ声から始まる物語は、冒頭から「なんじゃ、こりゃ!?」とあまりの"素っ頓狂さ"に驚かされるのだが、最初に感じる違和感は読み進めるうちにどんどん薄れ、次第に自分が(主人公と一緒に)物語の流れに抵抗すら出来ずにエンディングまで一気に流されていくような小説である。
大きな過ちを犯して死んだ、罪な魂は"失格"となって輪廻のサイクルからはずされ、二度と生まれ変わることはできないのだけど、たまたま運良く抽選に当たった魂は、一定期間だけ下界の誰かの身体を借りて修行をおこない(=「ホームステイ」という)、修行を通じて自分の犯した過ちをちゃんと自覚できたら昇天して輪廻のサイクルに戻れるという……。ちなみに拒否権はなし!!(笑)
というわけで、死んだと思ったとたんに(抽選に当たってしまって)下界で修行することになった主人公のお話がどこでどうなって「カラフル」につながっていくのか? なかなか見事で、心洗われる小説としてオススメします。
カツ丼の日
2008年3月6日今日はセガのニュースリリースから2件ご紹介!
その1: 『マリオ&ソニックAT北京オリンピック』が500万本突破
WiiとNintendoDSで発売した本タイトルが日欧米合わせて、累計500万本の出荷を果たしたとのこと。欧米ではセガが販売、日本では任天堂が販売という、完全に2社がタッグを組んだ企画なんですが(←改めて時代の流れを感じる)。それにしても500万本は凄いなぁ〜。セガタイトルで過去に500万本売ったソフトって……???
その2: 3Dインターネットブラウザ『インターネットアドベンチャー〔iA〕』発表
〔iA〕は、「インターネットエクスプローラー」にツールバーの形で組み込んで使用し、〔iA〕を起動してWebブラウジングを行うと、PCのデスクトップ画面上にWebサイトのアドレスに連動した3D空間(アイランド)が登場! ユーザーは提供されるアバターを使って、3D空間(アイランド)で同じサイトに訪問している人とコミュニケーションが楽しめるという仕組みです。デスクトップが3D空間になるってのが新しい感じ。
百聞は一見にしかず。〔iA〕のクローズドβテストが2008年3月13 日からスタートするとのことなので、ご興味ある方は、是非お試しください!! 〔iA〕は、低スペックのPC上でも軽快に動作し、デスクトップ上のファイルを利用したり他のアプリケーションを操作しながらでも使用が可能だというのがウリなんだそうです。
以上、ニュース終わり。
さて、今日お昼に「何かいいことあるといいなー」と"願掛け"でカツ丼を食べたところ(←受験生か!?)、午後、ちょっといいことありました。カツ丼、効いたかな!?(爆
その1: 『マリオ&ソニックAT北京オリンピック』が500万本突破
WiiとNintendoDSで発売した本タイトルが日欧米合わせて、累計500万本の出荷を果たしたとのこと。欧米ではセガが販売、日本では任天堂が販売という、完全に2社がタッグを組んだ企画なんですが(←改めて時代の流れを感じる)。それにしても500万本は凄いなぁ〜。セガタイトルで過去に500万本売ったソフトって……???
その2: 3Dインターネットブラウザ『インターネットアドベンチャー〔iA〕』発表
〔iA〕は、「インターネットエクスプローラー」にツールバーの形で組み込んで使用し、〔iA〕を起動してWebブラウジングを行うと、PCのデスクトップ画面上にWebサイトのアドレスに連動した3D空間(アイランド)が登場! ユーザーは提供されるアバターを使って、3D空間(アイランド)で同じサイトに訪問している人とコミュニケーションが楽しめるという仕組みです。デスクトップが3D空間になるってのが新しい感じ。
百聞は一見にしかず。〔iA〕のクローズドβテストが2008年3月13 日からスタートするとのことなので、ご興味ある方は、是非お試しください!! 〔iA〕は、低スペックのPC上でも軽快に動作し、デスクトップ上のファイルを利用したり他のアプリケーションを操作しながらでも使用が可能だというのがウリなんだそうです。
以上、ニュース終わり。
さて、今日お昼に「何かいいことあるといいなー」と"願掛け"でカツ丼を食べたところ(←受験生か!?)、午後、ちょっといいことありました。カツ丼、効いたかな!?(爆
島野育夫氏追悼ホームラン
2008年3月5日ほぼ毎日飲んでいるドトールのコーヒーが20円の値上げ。ま、20円ちゃー20円なんで、原料の値上がりから考えて仕方がないよなぁ……と思いつつ購入。
その後コンビニに立ち寄って、ふと見るとカップコーヒーセットが5杯270円とか4杯280円みたいな値段で販売されている。味の差はともあれ、1日に1〜2度、そんなに味にこだわらずにコーヒーを飲んでるだけなので、これでもいいかと思って買ってみる。
当面、このカップコーヒーを試してみようかと思うのですが、手元にいつでもコーヒーがストックされていると、飲む回数が増えそうな気も……(苦笑)。ちなみに、普通の瓶のインスタントコーヒーを会社の引き出しに入れてると、一度思いっきりかびてしまったので敬遠してます。
話は変わって、昨年12月に胃がんで亡くなった阪神の前総合特命コーチ・島野育夫氏の追悼試合が今日、京セラドームにて行われました。
その試合に、昨年10月に左ひざ半月板手術を受けてリハビリ中の金本知憲選手が故人への並々ならぬ思いから出場を直訴し、4番DHで「1打席限定」のスタメン出場。そのたった1打席で見事なホームランを放ち、島野氏の顔を思い浮かべながらダイヤモンドを一周したのです。
そして、その記念バットに「おやっさんへ 2008.3.5」とサインして、白タオルで包んで島野氏の家族へ渡したのだそうで。
うー、泣ける! ニュース記事を読んでるだけで、涙ボロボロでした……。金本、男前やなぁ!!
その後コンビニに立ち寄って、ふと見るとカップコーヒーセットが5杯270円とか4杯280円みたいな値段で販売されている。味の差はともあれ、1日に1〜2度、そんなに味にこだわらずにコーヒーを飲んでるだけなので、これでもいいかと思って買ってみる。
当面、このカップコーヒーを試してみようかと思うのですが、手元にいつでもコーヒーがストックされていると、飲む回数が増えそうな気も……(苦笑)。ちなみに、普通の瓶のインスタントコーヒーを会社の引き出しに入れてると、一度思いっきりかびてしまったので敬遠してます。
話は変わって、昨年12月に胃がんで亡くなった阪神の前総合特命コーチ・島野育夫氏の追悼試合が今日、京セラドームにて行われました。
その試合に、昨年10月に左ひざ半月板手術を受けてリハビリ中の金本知憲選手が故人への並々ならぬ思いから出場を直訴し、4番DHで「1打席限定」のスタメン出場。そのたった1打席で見事なホームランを放ち、島野氏の顔を思い浮かべながらダイヤモンドを一周したのです。
そして、その記念バットに「おやっさんへ 2008.3.5」とサインして、白タオルで包んで島野氏の家族へ渡したのだそうで。
うー、泣ける! ニュース記事を読んでるだけで、涙ボロボロでした……。金本、男前やなぁ!!
ポーの『黒猫』は何故書かれたのか!?
2008年3月4日最近ますます仕事のことで日記に書けることがなくて(←仕事はめいっぱい頑張り中!)、さすがに毎日1冊は本も読めなくて、さしたる面白い出来事が毎日起こるわけでもなく、「さて、今日の日記はどうしよう……」と困ったときに、1時間でネタを提供してくれるのが「マスターズ・オブ・ホラー」というわけで。
最近は、毎度毎度このDVD-BOXの話を書いていて申し訳ないのですが、しかもホラー・アンソロジーなだけに読む人を選ぶことも重々承知しているのですが……。今日も他に道がなかったので、寝る前に1話見てみました。
スチュアート・ゴードン監督作『黒猫』。エドガー・アラン・ポーの名作『黒猫』と、ポー自身の伝記的要素をミックスした脚本が見事としか言いようのない傑作です(もちろん、グシャッってシーンもあるので、それに耐えられる方限定ですが)。
僕も子供の頃に読んで「ぞぞぞーっ」とした『黒猫』。これだけ有名な作品を書いた人なんだから、エドガー・アラン・ポーという人物はさぞかし有名作家らしい人生を歩んだのだろうと思いきや、実際のところは、貧困と苦難の人生を歩んでいるのだ。
14歳年下の従姉妹(結婚当時13歳)と周囲の反対を押し切って結婚。その妻は若くして肺結核を患い、妻の死を恐れたポーは現実逃避のため深酒を繰り返し、精神的にも憂鬱症となり、しかも評価はされても小説の稼ぎは小さく、思うようにならない日々を送る。
そんなポーの人生の、一体どこから小説『黒猫』が生まれたのか? をテーマに作られた"悪夢的"な1時間の物語。ポーを演じたジェフリー・コムズも気合いの入った名演で、ラストの一瞬まで、見事にまとまった作品になりました。
最近は、毎度毎度このDVD-BOXの話を書いていて申し訳ないのですが、しかもホラー・アンソロジーなだけに読む人を選ぶことも重々承知しているのですが……。今日も他に道がなかったので、寝る前に1話見てみました。
スチュアート・ゴードン監督作『黒猫』。エドガー・アラン・ポーの名作『黒猫』と、ポー自身の伝記的要素をミックスした脚本が見事としか言いようのない傑作です(もちろん、グシャッってシーンもあるので、それに耐えられる方限定ですが)。
僕も子供の頃に読んで「ぞぞぞーっ」とした『黒猫』。これだけ有名な作品を書いた人なんだから、エドガー・アラン・ポーという人物はさぞかし有名作家らしい人生を歩んだのだろうと思いきや、実際のところは、貧困と苦難の人生を歩んでいるのだ。
14歳年下の従姉妹(結婚当時13歳)と周囲の反対を押し切って結婚。その妻は若くして肺結核を患い、妻の死を恐れたポーは現実逃避のため深酒を繰り返し、精神的にも憂鬱症となり、しかも評価はされても小説の稼ぎは小さく、思うようにならない日々を送る。
そんなポーの人生の、一体どこから小説『黒猫』が生まれたのか? をテーマに作られた"悪夢的"な1時間の物語。ポーを演じたジェフリー・コムズも気合いの入った名演で、ラストの一瞬まで、見事にまとまった作品になりました。
幸福とは呼べぬ幸せ
2008年3月3日今週もいろいろありそで大変そうな一週間です。がんばるぞーっ! 明日(未来)のために!!
さて、村山由佳著『星々の舟』を読了。村山由佳の著作でこのタイトルだから、『天使の卵』みたいな甘いお話かなと思って読んだのですが……これが、なかなかヘビー級。
ひとつの家族を巡る短編集で、父親、長男、次男、長女、次女、長男の娘と、1話ごとに主人公と視点を変えながら6つの物語が語られるのですが、そのテーマがいじめ、不倫、近親相姦……と、どんどん深く重くなっていく。
しかしながら、その相当ヘビーなテーマ性と村山由佳タッチの文章(←比較的軽い筆致)のバランスが絶妙で、下手すると救いようのないお話もどんよりせずに読めてしまう上に、明快に何かが解決するわけじゃないんだけど、一条の光が差したかのような印象で物語は終幕を迎える。
「幸福とは呼べぬ幸せも、あるのかもしれない。」……と。
読む人によってちょっと意見が分かれそうですが、全般的には良い評価を受けそうな一冊です。
さて、村山由佳著『星々の舟』を読了。村山由佳の著作でこのタイトルだから、『天使の卵』みたいな甘いお話かなと思って読んだのですが……これが、なかなかヘビー級。
ひとつの家族を巡る短編集で、父親、長男、次男、長女、次女、長男の娘と、1話ごとに主人公と視点を変えながら6つの物語が語られるのですが、そのテーマがいじめ、不倫、近親相姦……と、どんどん深く重くなっていく。
しかしながら、その相当ヘビーなテーマ性と村山由佳タッチの文章(←比較的軽い筆致)のバランスが絶妙で、下手すると救いようのないお話もどんよりせずに読めてしまう上に、明快に何かが解決するわけじゃないんだけど、一条の光が差したかのような印象で物語は終幕を迎える。
「幸福とは呼べぬ幸せも、あるのかもしれない。」……と。
読む人によってちょっと意見が分かれそうですが、全般的には良い評価を受けそうな一冊です。
80年代を振り返る!?
2008年3月2日真夜中に『封印 殺人映画』というDVDを見ました。なんだか物騒なタイトルですが、原題の『GOING TO PIECES -THE RISE and FALL of THE SLASHER FILM-』が示す通り、1970年代末から1980年代末の間に一大ムーブメントを起こした米国スラッシャー(ホラー)映画の台頭と衰退を描くドキュメンタリーです。
当時の映画関係者のインタビューを軸に、各作品の名場面をつなぎながらあの頃を振り返ると、どのようにして80年代スラッシャー映画が流行し、そこにはどういった時代背景があり、やがてどうやってブームが沈静化していったのかが歴史の教科書を見ているようによくわかります。期待以上によく出来たドキュメンタリーでした。
80年代といえば、僕は高校〜大学生の頃で、特に大学に入ってから名画座やオールナイト(5本立てとか!)で映画を数多く見るようになって、その中でスラッシャー映画もミュージカル映画も文芸大作も同じように劇場で見ていたんですよね。
特にスラッシャー映画では『13日の金曜日』の映画的構築のされ方に興味を持ったのがきっかけで、同類の映画を見てはパターンや演出の分析をして楽しんでいたものです。「どうやって観客を驚かすか?」「どうやって緊張感を維持するのか?」「どこで観客を安心させるか?」とか、そんなことをいちいち考えてレポートにまとめて……。妙なヤツでしたねぇ(苦笑)。
でも、久々にこうやってスラッシャー映画の歴史を見てみると、やはり当時の代表作をひととおり振り返りたくなるのも事実で(←別に振り返んなくていいけど…と言われそう)、意外と自分がこの頃のスラッシャー映画のDVDを所有していないことを知ったのでした。ま、発売されてないのも多いんだけどさ(笑)。
当時の映画関係者のインタビューを軸に、各作品の名場面をつなぎながらあの頃を振り返ると、どのようにして80年代スラッシャー映画が流行し、そこにはどういった時代背景があり、やがてどうやってブームが沈静化していったのかが歴史の教科書を見ているようによくわかります。期待以上によく出来たドキュメンタリーでした。
80年代といえば、僕は高校〜大学生の頃で、特に大学に入ってから名画座やオールナイト(5本立てとか!)で映画を数多く見るようになって、その中でスラッシャー映画もミュージカル映画も文芸大作も同じように劇場で見ていたんですよね。
特にスラッシャー映画では『13日の金曜日』の映画的構築のされ方に興味を持ったのがきっかけで、同類の映画を見てはパターンや演出の分析をして楽しんでいたものです。「どうやって観客を驚かすか?」「どうやって緊張感を維持するのか?」「どこで観客を安心させるか?」とか、そんなことをいちいち考えてレポートにまとめて……。妙なヤツでしたねぇ(苦笑)。
でも、久々にこうやってスラッシャー映画の歴史を見てみると、やはり当時の代表作をひととおり振り返りたくなるのも事実で(←別に振り返んなくていいけど…と言われそう)、意外と自分がこの頃のスラッシャー映画のDVDを所有していないことを知ったのでした。ま、発売されてないのも多いんだけどさ(笑)。
どこを見ても親子親子親子
2008年3月1日長女がようやく長丁場だった風邪から回復し、今日は『おかあさんといっしょスペシャルステージ ぐ〜チョコランタンとゆかいな仲間たち みんなおいでよ!うたのパレード』を観にさいたまスーパーアリーナまで出かけました。(埼玉方面に出かけることは滅多にないので場所がよくわかんなくて苦労してしまった……。)
子供の集中力が保てる時間ということで、ちょっとした寸劇を入れながら次々と歌を展開し、後半はキャスト(着ぐるみ含む)が大型の山車に乗って怒濤のヒット曲メドレー……そして、フィナーレがきてちょうど1時間。
途中で泣く子もたまにはいますが、埼玉アリーナを埋め尽くしたみんなが小さな子供連れという環境では、多少のことはへっちゃら。親的には周囲の目を気にしなくていいし、子供的には注意されることなく飛んだり跳ねたり出来て満足そうな、ターゲティングが見事なイベントでした。拍手!!
歌のお兄さん&お姉さんが5年間のおつとめを終えてこの3月で卒業するらしく、その「さよならコンサート」的なご挨拶もあったりして、人生1回しか行かないであろう『おかあさんといっしょ』のコンサートが記念碑的な回でラッキーだったなぁと思ったりもしました(笑)。
それはそうと、今日は晴れていて且つ風が激しかったためか、一気に花粉症の症状キターッ!! 今年は1月からアレルギー対策の薬を飲んでいて全然症状出なかったのに……。一瞬にして、目の腫れとくしゃみ&鼻水でえらいことになってます。しばらく辛い日々が続くんだなぁ……(涙)。
子供の集中力が保てる時間ということで、ちょっとした寸劇を入れながら次々と歌を展開し、後半はキャスト(着ぐるみ含む)が大型の山車に乗って怒濤のヒット曲メドレー……そして、フィナーレがきてちょうど1時間。
途中で泣く子もたまにはいますが、埼玉アリーナを埋め尽くしたみんなが小さな子供連れという環境では、多少のことはへっちゃら。親的には周囲の目を気にしなくていいし、子供的には注意されることなく飛んだり跳ねたり出来て満足そうな、ターゲティングが見事なイベントでした。拍手!!
歌のお兄さん&お姉さんが5年間のおつとめを終えてこの3月で卒業するらしく、その「さよならコンサート」的なご挨拶もあったりして、人生1回しか行かないであろう『おかあさんといっしょ』のコンサートが記念碑的な回でラッキーだったなぁと思ったりもしました(笑)。
それはそうと、今日は晴れていて且つ風が激しかったためか、一気に花粉症の症状キターッ!! 今年は1月からアレルギー対策の薬を飲んでいて全然症状出なかったのに……。一瞬にして、目の腫れとくしゃみ&鼻水でえらいことになってます。しばらく辛い日々が続くんだなぁ……(涙)。
平成よっぱらい研究所
2008年2月29日ゲーム業界の大親友(飲み友達?)の薦めで、二ノ宮和子著『平成よっぱらい研究所』(祥伝社コミック文庫)を読む。「記憶をなくしたり、モノを忘れたり、よっぱらった時のレポートがいちいち『そうそう!』って内容で面白いんですよー」という推奨コメントどおり、ホントに笑える。
著者の二ノ宮和子さんってば、昨今は『のだめカンタービレ』が大ヒットしてる作家なのですが、こんなよっぱらいマンガを描いていたとは!? それなりの"酒飲み人"には、是非ともオススメしたい逸品です!(爆)
てな風に、朝から電車でこのマンガを読んで大爆笑していた僕なんですが、夜、ゲーム業界の某社社長&昔その会社の広報だった方&ちがう某社の社長と4人で久々に飲みに行って(←10年前くらいによく飲んでいた仲間)、マンガの勢いそのままにガンガン飲んで盛り上がり、2次会のカラオケでも焼酎のボトルを空け、帰りの電車で再び『平成よっぱらい研究所』を読んでまたまた大爆笑。
終着駅で電車を降り、「いや〜、今日は久々によっぱらったわ〜」と駅階段を下りかけ、ふと気付くと……、自分は手元にマンガしか持っていないではないか!!!
慌てて乗客のいなくなった電車に戻り(←終着駅でよかった……)、忘れ物チェックしてる駅員さんに「鞄、網棚に忘れましたー」(泣)。 お! あった! よかった!!
こうして無事に鞄を取り戻したよっぱらいは、再び『平成よっぱらい研究所』を読みながら帰途につくのでした……。でも、鞄を忘れたことにすぐ気付いたところは、よっぱらい度が足りなかったですね(苦笑)。
著者の二ノ宮和子さんってば、昨今は『のだめカンタービレ』が大ヒットしてる作家なのですが、こんなよっぱらいマンガを描いていたとは!? それなりの"酒飲み人"には、是非ともオススメしたい逸品です!(爆)
てな風に、朝から電車でこのマンガを読んで大爆笑していた僕なんですが、夜、ゲーム業界の某社社長&昔その会社の広報だった方&ちがう某社の社長と4人で久々に飲みに行って(←10年前くらいによく飲んでいた仲間)、マンガの勢いそのままにガンガン飲んで盛り上がり、2次会のカラオケでも焼酎のボトルを空け、帰りの電車で再び『平成よっぱらい研究所』を読んでまたまた大爆笑。
終着駅で電車を降り、「いや〜、今日は久々によっぱらったわ〜」と駅階段を下りかけ、ふと気付くと……、自分は手元にマンガしか持っていないではないか!!!
慌てて乗客のいなくなった電車に戻り(←終着駅でよかった……)、忘れ物チェックしてる駅員さんに「鞄、網棚に忘れましたー」(泣)。 お! あった! よかった!!
こうして無事に鞄を取り戻したよっぱらいは、再び『平成よっぱらい研究所』を読みながら帰途につくのでした……。でも、鞄を忘れたことにすぐ気付いたところは、よっぱらい度が足りなかったですね(苦笑)。
直面する事実
2008年2月28日身近なところで物価上昇を感じる出来事が増えている今日このごろ。ティッシュペーパーやトイレットペーパーが値上がりして、毎日食べてる食パンが値上がりして、コーヒーショップの商品価格が上がって、近々ペットボトル飲料も値上がりするとか。根っこにあるのは「原油高」と「穀物相場」の値上がり。食べものも、その容器も値上げせざるをえない状況らしい。
記憶があやふやで恐縮だが、自分が子供の頃から大人になる過程で、自分の身の回りにあるモノの値段は年々上昇していくようなイメージを持っていた。そして、その分、同時に一般的な収入も増えているのだと子供心に考えていた。高度成長期だったせいか?
物価は上がり続けるものだと(なんとなく)思っていたところに90年代半ば以降、物価が下がるような印象を受ける機会が増えた。100円ショップでいろんなものが買えるようになったり、ハンバーガーや牛丼が相次いで値下げされたり……。あまりに値段が下がるので、最初は妙な違和感を覚えたものだ(苦笑)。
さて、今回の「値上げ」を機に、改めて僕らが"直面する"問題は中長期的にどのように展開していくのだろう!? 国全体が節約ムードになると、モノはますます売れなくなるしねー。
記憶があやふやで恐縮だが、自分が子供の頃から大人になる過程で、自分の身の回りにあるモノの値段は年々上昇していくようなイメージを持っていた。そして、その分、同時に一般的な収入も増えているのだと子供心に考えていた。高度成長期だったせいか?
物価は上がり続けるものだと(なんとなく)思っていたところに90年代半ば以降、物価が下がるような印象を受ける機会が増えた。100円ショップでいろんなものが買えるようになったり、ハンバーガーや牛丼が相次いで値下げされたり……。あまりに値段が下がるので、最初は妙な違和感を覚えたものだ(苦笑)。
さて、今回の「値上げ」を機に、改めて僕らが"直面する"問題は中長期的にどのように展開していくのだろう!? 国全体が節約ムードになると、モノはますます売れなくなるしねー。
なんとなく気になるヤツ
2008年2月27日相変わらず毎日バタバタしております……。平和な日々よ、早く来い!! って、そんな簡単に平和な日々が来るわけねーか!(爆) 困難を乗り越えてこその人生よ。
さて、東野圭吾著『宿命』を読了。1990年の作品で、ちょっと古いものになるんですが、著者の転換期となったと言われる一冊なので読んでみました。
東野圭吾の作品は、「事件が起こる→解決する」という単純なミステリーではなく、そこに描かれるドラマ的要素の中に意外性が隠されているという、ちょっと複雑な凝った作品が多い。
本作『宿命』を書いたときの著者の言葉「犯人は誰か、どういうトリックか−手品を駆使したそういう謎もいいけれど、もっと別のタイプの意外性を創造したいと思いました」が物語るように、この本の中で起こる殺人事件は最終的にきちんと解決されるのであるが、肝心のお話はその周囲にある。
ちょっと頑張りすぎている感もなくはないが(←意外性をあまりに強く出しているため)、十分に面白かった。なるほど、この路線が洗練されていって『白夜行』に至るのかと腑に落ちた。面白い。
さて、東野圭吾著『宿命』を読了。1990年の作品で、ちょっと古いものになるんですが、著者の転換期となったと言われる一冊なので読んでみました。
東野圭吾の作品は、「事件が起こる→解決する」という単純なミステリーではなく、そこに描かれるドラマ的要素の中に意外性が隠されているという、ちょっと複雑な凝った作品が多い。
本作『宿命』を書いたときの著者の言葉「犯人は誰か、どういうトリックか−手品を駆使したそういう謎もいいけれど、もっと別のタイプの意外性を創造したいと思いました」が物語るように、この本の中で起こる殺人事件は最終的にきちんと解決されるのであるが、肝心のお話はその周囲にある。
ちょっと頑張りすぎている感もなくはないが(←意外性をあまりに強く出しているため)、十分に面白かった。なるほど、この路線が洗練されていって『白夜行』に至るのかと腑に落ちた。面白い。
続・気になる映画
2008年2月26日昨日の続きです……。
ティルダ・スウィントンが助演女優賞を獲った『フィクサー』。大手法律事務所で"もみけし"を手がけている主人公が陰謀に巻き込まれていくというストーリーが僕好み(笑)。『ボーン・アイデンティティー』のシリーズに脚本家として参加し、高い評価を受けての監督デビュー作なのだそう。これも4月12日公開予定ということで、楽しみです。
アカデミー賞候補作がきっちりと3〜4月に劇場公開予定にラインナップされているのを見ると、しっかりビジネスしてるよなーと嬉しい気分になります(笑)。最高のパブネタだもんねー。
というわけで、受賞は逃しましたが、ヴィゴ・モーテンセンが主演男優賞候補になった『イースタン・プロミセズ(原題)』も、ぜひ日本公開をお願いしたいところでございます。ぜひぜひ! よろしく!!
しかし、今年は意外と映画の当たり年かもしれないなぁ……。
ティルダ・スウィントンが助演女優賞を獲った『フィクサー』。大手法律事務所で"もみけし"を手がけている主人公が陰謀に巻き込まれていくというストーリーが僕好み(笑)。『ボーン・アイデンティティー』のシリーズに脚本家として参加し、高い評価を受けての監督デビュー作なのだそう。これも4月12日公開予定ということで、楽しみです。
アカデミー賞候補作がきっちりと3〜4月に劇場公開予定にラインナップされているのを見ると、しっかりビジネスしてるよなーと嬉しい気分になります(笑)。最高のパブネタだもんねー。
というわけで、受賞は逃しましたが、ヴィゴ・モーテンセンが主演男優賞候補になった『イースタン・プロミセズ(原題)』も、ぜひ日本公開をお願いしたいところでございます。ぜひぜひ! よろしく!!
しかし、今年は意外と映画の当たり年かもしれないなぁ……。
アカデミー賞から気になる映画
2008年2月25日今日はアカデミー賞の発表でしたね。未見の候補作の中では、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『イースタン・プロミセズ(原題)』くらいしか予備知識がなかったのですが、ズラリ並んだ作品を眺めていると、意外と自分好みの作品が揃っていることに気付きました。
作品賞や監督賞を獲った『ノーカントリー』は、僕も大好きなコーエン兄弟の新作で、しかも最近イマイチな作品を連発して不評を買っていたところで起死回生の「最高傑作」という評価。スタイリッシュなスリラーという作品概要も『ブラッド・シンプル』や『ファーゴ』を連想させて嬉しいところ。コーエン兄弟の映画って日本であまり当たるイメージがないんだけど、今回はアカデミー賞効果でイケるのかな!? 3月15日からの公開が楽しみです。
主演男優賞を獲ったダニエル・デイ=ルイス。この人ほど"役になりきる"という言葉が似合う人はいない。とにかく演じっぷりが毎度毎度凄いのだ。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』という映画で「人間嫌いの石油王を憑かれたように演じている」と言うのだから、これも見ないわけにいかない(笑)。監督は『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソンで、そっちの面でも期待。4月26日公開予定。
他にもいくつか気になる作品があるのですが、続きはまた明日……。
作品賞や監督賞を獲った『ノーカントリー』は、僕も大好きなコーエン兄弟の新作で、しかも最近イマイチな作品を連発して不評を買っていたところで起死回生の「最高傑作」という評価。スタイリッシュなスリラーという作品概要も『ブラッド・シンプル』や『ファーゴ』を連想させて嬉しいところ。コーエン兄弟の映画って日本であまり当たるイメージがないんだけど、今回はアカデミー賞効果でイケるのかな!? 3月15日からの公開が楽しみです。
主演男優賞を獲ったダニエル・デイ=ルイス。この人ほど"役になりきる"という言葉が似合う人はいない。とにかく演じっぷりが毎度毎度凄いのだ。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』という映画で「人間嫌いの石油王を憑かれたように演じている」と言うのだから、これも見ないわけにいかない(笑)。監督は『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソンで、そっちの面でも期待。4月26日公開予定。
他にもいくつか気になる作品があるのですが、続きはまた明日……。
そんなに悪い上司には見えないけどね
2008年2月24日長女の風邪が全然よくならず、奥さんの体調も万全ではないので(しかも外は寒い!!)、昨日の昼に買い出しした食材で食事を作り、基本的に家で過ごした週末。家で大人しくしてるのに症状が悪化したりするのでアタマが痛いところです。
そんな週末でしたが、昨日長女が眠った後+今日長女が眠った後の時間にデビッド・フランケル監督『プラダを着た悪魔』を見ました。
ジャーナリストを目指す主人公(アン・ハサウェイ)が、ファッション業界のトップを走る雑誌のカリスマ編集長=鬼のように厳しい上司!(メリル・ストリープ)のアシスタントをつとめる中で成長していく様を描いた2006年の大ヒット映画。
服装なんて気にしなかった主人公が同僚の助けで美しい衣装に身を包み、きらびやかなファッション業界の中で羽ばたいていく様子は、さながら"シンデレラ・ストーリー"のようだが、そのまま王子様が現れて幸せになって暮らしました……とはならない物語がこの映画が支持されたところだろう。テンポが良い展開と、ゴージャスな映像(←そこに映っているモノすべてという意味)も良いですね。
とまぁ、そんな風に言ったものの、映画の最初から最後まで絶え間なく登場する豪華そうな衣装や小道具の数々は、奥さんに言わせればすべて有名ブランドの商品で「あたかもファッションショーを見ているようで楽しい」らしいのだけど、「どの衣装も凄いとは思うけど、それが何のブランドでどれくらいの値段なのか、さっぱりわからん」という自分にとっては「???」ってところで。
そういう意味では、女性にオススメの映画なのでしょうね。「そんなの最初からわかってんじゃん!!」てなツッコミはご勘弁いただいて(笑)。
そんな週末でしたが、昨日長女が眠った後+今日長女が眠った後の時間にデビッド・フランケル監督『プラダを着た悪魔』を見ました。
ジャーナリストを目指す主人公(アン・ハサウェイ)が、ファッション業界のトップを走る雑誌のカリスマ編集長=鬼のように厳しい上司!(メリル・ストリープ)のアシスタントをつとめる中で成長していく様を描いた2006年の大ヒット映画。
服装なんて気にしなかった主人公が同僚の助けで美しい衣装に身を包み、きらびやかなファッション業界の中で羽ばたいていく様子は、さながら"シンデレラ・ストーリー"のようだが、そのまま王子様が現れて幸せになって暮らしました……とはならない物語がこの映画が支持されたところだろう。テンポが良い展開と、ゴージャスな映像(←そこに映っているモノすべてという意味)も良いですね。
とまぁ、そんな風に言ったものの、映画の最初から最後まで絶え間なく登場する豪華そうな衣装や小道具の数々は、奥さんに言わせればすべて有名ブランドの商品で「あたかもファッションショーを見ているようで楽しい」らしいのだけど、「どの衣装も凄いとは思うけど、それが何のブランドでどれくらいの値段なのか、さっぱりわからん」という自分にとっては「???」ってところで。
そういう意味では、女性にオススメの映画なのでしょうね。「そんなの最初からわかってんじゃん!!」てなツッコミはご勘弁いただいて(笑)。
FISH IN THE SKY
2008年2月23日昨年5月、「第2回 ダ・ヴィンチ文学賞」の受賞パーティーに僕は何故か紛れ込んでいたのですが(笑)、その際に「長編特別賞」を受賞された方にご挨拶をさせていただいたのです。
その岡本蒼(おかもと・あおい)さんの受賞作『FISH IN THE SKY -フィッシュ イン ザ スカイ-』(に、さらに磨きをかけたもの)が、このたび単行本として発売となりました。人生1冊目の本の発売、感無量ですね。おめでとうございます!
受賞パーティーの席で名刺交換をして少しお話をしたもので、初めての本の発売に際してご本人からメールをいただき、早速買って読んでみました。
「空を飛んでみたい!」そんな気持ちから中学生のときに団地の7階から飛び降りたことがある(けど、幸い今も生きている)主人公と、それを機に親しくなった友人と、その同級生だった女の子が大人になって出会って始まる物語。
大人になった僕らはそれぞれにいろんな問題を抱えて生きているのですが、とても大きな問題を抱えているときに、ふと子供の頃の友人に会うと、何故か心のガードも取れていろんな話が出来て癒されたりすることってありません? この本を読んでいるとそんな感覚が思い出されました(←それをそのまま描いているわけではないが)。
やさしくて、みずみずしい。重さはないけど、甘過ぎもせず、幼稚でもなく、"空気感"が感じられる文章&物語でした。なかなか良いデビュー作なのではないでしょうか。装丁もその作風に合っていて、非常に素敵な仕事ぶりだと思います。
あとは、読んだことのない新人作家の単行本に手を出してくれる人がどれだけいるか?ってところですかね。というわけで、この本を見かけたら、ぜひ手にとってチラリとでも見てあげてください。
その岡本蒼(おかもと・あおい)さんの受賞作『FISH IN THE SKY -フィッシュ イン ザ スカイ-』(に、さらに磨きをかけたもの)が、このたび単行本として発売となりました。人生1冊目の本の発売、感無量ですね。おめでとうございます!
受賞パーティーの席で名刺交換をして少しお話をしたもので、初めての本の発売に際してご本人からメールをいただき、早速買って読んでみました。
「空を飛んでみたい!」そんな気持ちから中学生のときに団地の7階から飛び降りたことがある(けど、幸い今も生きている)主人公と、それを機に親しくなった友人と、その同級生だった女の子が大人になって出会って始まる物語。
大人になった僕らはそれぞれにいろんな問題を抱えて生きているのですが、とても大きな問題を抱えているときに、ふと子供の頃の友人に会うと、何故か心のガードも取れていろんな話が出来て癒されたりすることってありません? この本を読んでいるとそんな感覚が思い出されました(←それをそのまま描いているわけではないが)。
やさしくて、みずみずしい。重さはないけど、甘過ぎもせず、幼稚でもなく、"空気感"が感じられる文章&物語でした。なかなか良いデビュー作なのではないでしょうか。装丁もその作風に合っていて、非常に素敵な仕事ぶりだと思います。
あとは、読んだことのない新人作家の単行本に手を出してくれる人がどれだけいるか?ってところですかね。というわけで、この本を見かけたら、ぜひ手にとってチラリとでも見てあげてください。
ナイツはいつもあなたの夢の中にいます
2008年2月22日身のまわりにザワザワぱたぱたドタドタといろんなことが起こって、かなり忙しくやってます。今日は普段よりいちだんと"プレゼン口調"(??)で話す時間が長く、夜9時頃にはへとへとになってました(苦笑)。自分でできることは、やっぱ全力でやんなきゃと……。
それはそうと、昨日PS2で『NiGHTS into Dreams...』(ナイツ)が発売になりました。あの11年前の名作、セガサターン版『ナイツ』のアップグレードバージョンです。当時の思い出そのままのゲームが、今、改めてPS2で遊べる感激はなかなか!
今回は、ゲーム内容はそのままに"美化された思い出"に対応した(!?)「ブランニューモード」というのがあって、このモードで遊べば、懐かしいゲームを(思い出に近い)美しい画面で遊べます。ちなみに「セガサターンモード」というのをお試しいただければ、当時のセガサターン版のグラフィックがどんなものだったかわかって面白いです(→多分、思い出よりゴツゴツした画面なのではないでしょうか?)。
でも、「セガサターンモード」で遊ぶと、昔のポリゴンゲームで普通に見られた"目の前でポリゴンの背景が組成されていく様子"(←パラパラパラと遠くの景色が作られていく様子)を久々に見ることができて、これまた感動ひとしおです!! 味わい深い。
『ナイツ』はセガサターンのフラッグシップタイトルとして大々的にプロモーションをおこない、たくさんの人に遊んでいただいたタイトルです。その素敵さは、今になっても少しも衰えるものではありませんので、ぜひ、PS2で『ナイツ』を手にとっていただければ……と思うのです。
それはそうと、昨日PS2で『NiGHTS into Dreams...』(ナイツ)が発売になりました。あの11年前の名作、セガサターン版『ナイツ』のアップグレードバージョンです。当時の思い出そのままのゲームが、今、改めてPS2で遊べる感激はなかなか!
今回は、ゲーム内容はそのままに"美化された思い出"に対応した(!?)「ブランニューモード」というのがあって、このモードで遊べば、懐かしいゲームを(思い出に近い)美しい画面で遊べます。ちなみに「セガサターンモード」というのをお試しいただければ、当時のセガサターン版のグラフィックがどんなものだったかわかって面白いです(→多分、思い出よりゴツゴツした画面なのではないでしょうか?)。
でも、「セガサターンモード」で遊ぶと、昔のポリゴンゲームで普通に見られた"目の前でポリゴンの背景が組成されていく様子"(←パラパラパラと遠くの景色が作られていく様子)を久々に見ることができて、これまた感動ひとしおです!! 味わい深い。
『ナイツ』はセガサターンのフラッグシップタイトルとして大々的にプロモーションをおこない、たくさんの人に遊んでいただいたタイトルです。その素敵さは、今になっても少しも衰えるものではありませんので、ぜひ、PS2で『ナイツ』を手にとっていただければ……と思うのです。
恐竜キング、世界制覇へ!
2008年2月21日昨年秋から北米でテレビ放映が始まった『古代王者恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー』が、さらに放送エリアを拡大中。
欧米展開のパートナーである4キッズエンタテインメントの発表によると、イタリア、フランス、スペイン、イギリス、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、カナダ、ラテンアメリカ……と続々と放映契約が結ばれており、これで北米、中南米、西ヨーロッパのほぼ全域での放送が実現されることになる。
成功事例だけを見れば『ポケモン』や『遊戯王』のように世界各地でテレビ放送されて人気を呼んでいる作品はあるのだけど、日本で作った作品が全世界に拡がっていくことは容易なことではない。
自分が関わった最初のアニメーション企画が、たくさんの人の力によって、こうして世界中で放送されるところまで来たことはこの上なく幸せなことだ。
そして、このアニメーションの成功が『ソニック』に続く「セガの全世界に通じるキャラクターIP」の誕生につながってくれると、もっと嬉しいと思う。
欧米展開のパートナーである4キッズエンタテインメントの発表によると、イタリア、フランス、スペイン、イギリス、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、カナダ、ラテンアメリカ……と続々と放映契約が結ばれており、これで北米、中南米、西ヨーロッパのほぼ全域での放送が実現されることになる。
成功事例だけを見れば『ポケモン』や『遊戯王』のように世界各地でテレビ放送されて人気を呼んでいる作品はあるのだけど、日本で作った作品が全世界に拡がっていくことは容易なことではない。
自分が関わった最初のアニメーション企画が、たくさんの人の力によって、こうして世界中で放送されるところまで来たことはこの上なく幸せなことだ。
そして、このアニメーションの成功が『ソニック』に続く「セガの全世界に通じるキャラクターIP」の誕生につながってくれると、もっと嬉しいと思う。
焼肉食べ放題
2008年2月20日昨夜も会食なく、病気してる家族の様子も気になるので、前日ほどじゃないけど早めに帰宅して家でご飯食べて(←いつも自宅でご飯を食べないのが当たり前な生活をしてるのがいかがなものかという議論はおいといて)、自宅で仕事したものの……23時には手があいてしまう(笑)。
で、調子に乗って、昨日同様に寝る前に「マスターズ・オブ・ホラー」(←正確には2ndシーズンは「13 thirteen」という邦題)から1作、ダリオ・アルジェント監督の『愛と欲望の毛皮』を見たのでした。
ダリオ・アルジェント監督がスゴイのは当然として、マニアックなところでは音楽のクラウディオ・シモネッティが最高だとか、ミート・ローフが主演だとか、ジョン・サクソンも出てるぞとか、注目ポイント目白押しの作品。
ちなみに……
★ダリオ・アルジェント=『サスペリア』で一世を風靡した、まさに"ホラー映画マスター"。
★クラウディオ・シモネッティ=アルジェント映画には必須の恐怖音楽を手掛けた人物。『サスペリア』の楽曲の不気味さ&恐ろしさ&美しさは言葉に尽くせない。
★ミート・ローフ=1977年に『地獄のロック・ライダー』で全米・全英ともに売上1位を獲得したロック歌手。映画『ロッキー・ホラー・ショー』でも重要な役を演じて忘れられない存在。
★ジョン・サクソン=『燃えよドラゴン』や、その他数多くのB級アクション、SF、ホラー映画の名脇役。アルジェント映画では『シャドー』で重要な役を演じた。
……という、思い入れある人にははずせないメンバーが揃ってるわけです。
そんなスタッフィングだけで嬉しくなってしまう『愛と欲望の毛皮』(←これも微妙な邦題。原題は『PELTS』)なんですが……。いやー、まいりました。めちゃめちゃグロくて、胸が悪くなることこのうえなし!! ホラー映画慣れしていて"恐怖"は感じない僕でも「うげぇぇぇ」と思ってしまうものすごさ。焼肉とステーキともつ鍋を大量にイッキ食いしたような腹具合です(爆)。
いやー、アルジェント、すげー。"マスター・オブ・ホラー"って冠は、あなたのためにありますよって感じです。うぷっ。
お話は、「毛皮にした動物に呪われる」という"なんてことない"テーマで、「こんなどうしようもない話をアルジェントが撮っても負け戦じゃね!?」って不思議に思ってたんですが、これがもう……。こんなんテレビで流していいのか!!!?っていうグログロなシーンのオンパレードで、1時間のテレビドラマでこれだけのものを見せるのってありえないよとへたってしまうようなパワー全開作品でした。
オープニングのスタッフ紹介のフォント、クラウディオ・シモネッティの音楽(は、もっと「っぽく」ても良かったけど)、カラフルな色彩……全盛期のダリオ・アルジェント映画を彷彿させるいろんな要素に感動すら覚えました。ミート・ローフやジョン・サクソンはこの役を受けちゃっていいの?と心配しちゃうんですが。
前回の『愛しのジェニファー』もそうだったけど、「マスターズ・オブ・ホラー」でのアルジェントの徹底したグロテスクっぷりは、ある意味吹っ切れてて凄いです。『デス・サイト』や『ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?』での大人しさは陰をひそめ、"現役復帰バリバリ"なイメージ。しかも、『愛しのジェニファー』は遠慮して自分のカラーを出し切れない感じだったけど、今回はキてるよ……。
たった1時間でしっかり気分悪くなりたい人には超オススメな作品です!(って、オススメになってねーよ!!)
で、調子に乗って、昨日同様に寝る前に「マスターズ・オブ・ホラー」(←正確には2ndシーズンは「13 thirteen」という邦題)から1作、ダリオ・アルジェント監督の『愛と欲望の毛皮』を見たのでした。
ダリオ・アルジェント監督がスゴイのは当然として、マニアックなところでは音楽のクラウディオ・シモネッティが最高だとか、ミート・ローフが主演だとか、ジョン・サクソンも出てるぞとか、注目ポイント目白押しの作品。
ちなみに……
★ダリオ・アルジェント=『サスペリア』で一世を風靡した、まさに"ホラー映画マスター"。
★クラウディオ・シモネッティ=アルジェント映画には必須の恐怖音楽を手掛けた人物。『サスペリア』の楽曲の不気味さ&恐ろしさ&美しさは言葉に尽くせない。
★ミート・ローフ=1977年に『地獄のロック・ライダー』で全米・全英ともに売上1位を獲得したロック歌手。映画『ロッキー・ホラー・ショー』でも重要な役を演じて忘れられない存在。
★ジョン・サクソン=『燃えよドラゴン』や、その他数多くのB級アクション、SF、ホラー映画の名脇役。アルジェント映画では『シャドー』で重要な役を演じた。
……という、思い入れある人にははずせないメンバーが揃ってるわけです。
そんなスタッフィングだけで嬉しくなってしまう『愛と欲望の毛皮』(←これも微妙な邦題。原題は『PELTS』)なんですが……。いやー、まいりました。めちゃめちゃグロくて、胸が悪くなることこのうえなし!! ホラー映画慣れしていて"恐怖"は感じない僕でも「うげぇぇぇ」と思ってしまうものすごさ。焼肉とステーキともつ鍋を大量にイッキ食いしたような腹具合です(爆)。
いやー、アルジェント、すげー。"マスター・オブ・ホラー"って冠は、あなたのためにありますよって感じです。うぷっ。
お話は、「毛皮にした動物に呪われる」という"なんてことない"テーマで、「こんなどうしようもない話をアルジェントが撮っても負け戦じゃね!?」って不思議に思ってたんですが、これがもう……。こんなんテレビで流していいのか!!!?っていうグログロなシーンのオンパレードで、1時間のテレビドラマでこれだけのものを見せるのってありえないよとへたってしまうようなパワー全開作品でした。
オープニングのスタッフ紹介のフォント、クラウディオ・シモネッティの音楽(は、もっと「っぽく」ても良かったけど)、カラフルな色彩……全盛期のダリオ・アルジェント映画を彷彿させるいろんな要素に感動すら覚えました。ミート・ローフやジョン・サクソンはこの役を受けちゃっていいの?と心配しちゃうんですが。
前回の『愛しのジェニファー』もそうだったけど、「マスターズ・オブ・ホラー」でのアルジェントの徹底したグロテスクっぷりは、ある意味吹っ切れてて凄いです。『デス・サイト』や『ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?』での大人しさは陰をひそめ、"現役復帰バリバリ"なイメージ。しかも、『愛しのジェニファー』は遠慮して自分のカラーを出し切れない感じだったけど、今回はキてるよ……。
たった1時間でしっかり気分悪くなりたい人には超オススメな作品です!(って、オススメになってねーよ!!)
その映画を撮り続けるワケ
2008年2月19日この冬は寒いなぁ〜と、朝5時ごろ寒さで目が覚めるたびに思っている(←その後、二度寝するのだけど)今日この頃なのですが、今朝、蒲田から大鳥居まで歩いていると久々に汗ばんでしまい、寒いながらも着実に春に近づいていることを実感しました。
昨日は早く帰って家の用事をしていたわけですが、それでも子供は夜10時には寝てしまい、残業や会食のある日に較べれば、まったくもって早い時間に自分の部屋でフリーになっていて。仕事のメールをひととおり終えても10時半。せっかく時間できたんだし何かしなきゃなぁ……。
というわけで、「マスターズ・オブ・ホラー」からドン・コスカレリ監督の『ムーンフェイス』を見てみました。森の中で無差別殺人鬼と出あってしまったうら若き女性が、逃げる、戦う、ってなお話で、よくあるホラー映画の一部分を60分に抽出してみた感じかな。女性が鍛えられているのがミソなんですけど。
まぁ、正直なんてことない内容なんですが、TVシリーズの60分モノとしては文句をつけるものでもないかと(笑)。あと、意外と映像が美しいのには驚きました。この監督ってこんな画が撮れたんだっけ!?
と、そんな本編はおいといて、特典のメイキングがかなり面白い。ドン・コスカレリ監督(←何度かここでも書いた『ファンタズム』の監督です)が自分の生い立ちから最新作までを語っているんですけど、「『ファンタズム』はホラー映画だったら確実に儲かるから撮ったんだよね」だとか「ホントは他の映画を作りたいんだけど誰もお金を出してくれなくて、お金が出してもらえるから結局『ファンタズム』の続編を撮っちゃうんだよ」とか笑顔で話してるのが可笑しくて可笑しくて……。思わず爆笑してしまいました。
さてさて。最後にちょっと真面目な話を。
最近、会社があまり儲かっていない話を聞くに付け「なんとかしなきゃ!」って気持ちがますます強くなっているのですが、なんとかする気持ちも頑張りも大切ではあるものの、これが勢い余ると"ひとりよがり"になってしまうので、「ここは要注意!!」と自らを戒めつつ、できるだけ広い視野で物事を捉えるよう注意している毎日です。
あ。東芝が今日、「HD DVD」に関連する大半の事業から撤退する方針を正式に発表……。
昨日は早く帰って家の用事をしていたわけですが、それでも子供は夜10時には寝てしまい、残業や会食のある日に較べれば、まったくもって早い時間に自分の部屋でフリーになっていて。仕事のメールをひととおり終えても10時半。せっかく時間できたんだし何かしなきゃなぁ……。
というわけで、「マスターズ・オブ・ホラー」からドン・コスカレリ監督の『ムーンフェイス』を見てみました。森の中で無差別殺人鬼と出あってしまったうら若き女性が、逃げる、戦う、ってなお話で、よくあるホラー映画の一部分を60分に抽出してみた感じかな。女性が鍛えられているのがミソなんですけど。
まぁ、正直なんてことない内容なんですが、TVシリーズの60分モノとしては文句をつけるものでもないかと(笑)。あと、意外と映像が美しいのには驚きました。この監督ってこんな画が撮れたんだっけ!?
と、そんな本編はおいといて、特典のメイキングがかなり面白い。ドン・コスカレリ監督(←何度かここでも書いた『ファンタズム』の監督です)が自分の生い立ちから最新作までを語っているんですけど、「『ファンタズム』はホラー映画だったら確実に儲かるから撮ったんだよね」だとか「ホントは他の映画を作りたいんだけど誰もお金を出してくれなくて、お金が出してもらえるから結局『ファンタズム』の続編を撮っちゃうんだよ」とか笑顔で話してるのが可笑しくて可笑しくて……。思わず爆笑してしまいました。
さてさて。最後にちょっと真面目な話を。
最近、会社があまり儲かっていない話を聞くに付け「なんとかしなきゃ!」って気持ちがますます強くなっているのですが、なんとかする気持ちも頑張りも大切ではあるものの、これが勢い余ると"ひとりよがり"になってしまうので、「ここは要注意!!」と自らを戒めつつ、できるだけ広い視野で物事を捉えるよう注意している毎日です。
あ。東芝が今日、「HD DVD」に関連する大半の事業から撤退する方針を正式に発表……。
HD-DVD事実上撤退へ?
2008年2月18日もともと長女が風邪っぴきで体調を崩していたところへ奥さんも熱が出てダウンとの報せを受け、さらに偶然にも夜の予定が(これまた出席者の風邪のおかげで)キャンセルになったので、今日は早めに帰らせていただきました。
平日に早く帰って子供のご飯作ったり、子供と一緒に遊んでいるのは不思議な気分です。自分の人生的にはね(笑)。時は流れてゆくということでしょうか。
さて、昨日今日のニュースで「HD-DVD事実上撤退へ」というのがずいぶんと報道されました。
「低価格を武器に米国を重点に攻勢をかけたが」「ヤマ場だった年末商戦で惨敗したため」と、いつかどこかで聞いたような耳が痛い展開で、ついには撤退となった模様。うーむ、"いずこも同じ、秋の夕暮れ"……。撤退で株価が上がったという話も(苦笑)。
結果的に言えば、今回"ゲーム機"としては現時点では上手く立ち上がったと言い難い「プレイステーション3」が、ブルーレイを次世代DVDの標準にする場面では一役買ったということでしょうか。ということは、ここからが「プレイステーション3」の本番!?
かくゆう自分も、自社のゲームを試すこととブルーレイを見られることと既存のDVDをアップコンバートして見られることを理由に「プレイステーション3」を選んだわけで。HD-DVDは選ばなかったのだものなぁ……。
でも、そんな騒ぎの中、本日東芝は「当社として決定した事実はない」とのコメントを発表したとの報道も。どうなるんでしょ?
平日に早く帰って子供のご飯作ったり、子供と一緒に遊んでいるのは不思議な気分です。自分の人生的にはね(笑)。時は流れてゆくということでしょうか。
さて、昨日今日のニュースで「HD-DVD事実上撤退へ」というのがずいぶんと報道されました。
「低価格を武器に米国を重点に攻勢をかけたが」「ヤマ場だった年末商戦で惨敗したため」と、いつかどこかで聞いたような耳が痛い展開で、ついには撤退となった模様。うーむ、"いずこも同じ、秋の夕暮れ"……。撤退で株価が上がったという話も(苦笑)。
結果的に言えば、今回"ゲーム機"としては現時点では上手く立ち上がったと言い難い「プレイステーション3」が、ブルーレイを次世代DVDの標準にする場面では一役買ったということでしょうか。ということは、ここからが「プレイステーション3」の本番!?
かくゆう自分も、自社のゲームを試すこととブルーレイを見られることと既存のDVDをアップコンバートして見られることを理由に「プレイステーション3」を選んだわけで。HD-DVDは選ばなかったのだものなぁ……。
でも、そんな騒ぎの中、本日東芝は「当社として決定した事実はない」とのコメントを発表したとの報道も。どうなるんでしょ?